ニジマスのミントソース&有加藤
先日、親父とニジマス釣りに行ってきました。
太公望な親父は幼いころから酒恋さんをいろんなところに
釣りに連れて行ってくれましたが
そんな親父もすでに75歳・・・
最近は体力の衰えも目にみえて、
日課と言えば整骨医の往復・・・
釣りにもほとんど行かなくなっていました。
そんな親父からの誘いなので用事があったけど親孝行だと思い
河内長野にあるマス釣り場に朝早くから向かいました。
今年の梅雨はよく降るので天気が心配でしたが
幸いにも当日はうす曇で暑くもなく
なかなかの釣り日和・・・
ただ前日まで大雨だったので川が増水し、
放流されてるニジマスもどこかに流されたのか
ほとんど姿ガ見えず。
あまり釣果は期待できそうにない状態です。
親孝行に来たんだし釣れなくてもいいか・・・
と思いながら
親父と仕掛けを作り、えさのイクラを針に刺します。
このニジマス君は贅沢で餌はイクラ。
釣れなかったらこのイクラで一杯飲みたいところです(笑)
時間がくればまたニジマスを放流してくれるので
それまでは釣れないだろうと思っていると
親父がいきなりヒット!!
それをみて俄然やる気をだす酒恋さん・・・
でも、酒恋さんの浮きには変化はなし・・・
ただ時間がだけがたっていきます。
でも糸をたれてるだけでじゅうぶんでした。
水面に浮かぶ水泡をみていると
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
なんて方丈記の冒頭が浮かんできたり・・
近くの石には観たことがない綺麗な蜻蛉が
羽を休めていたり・・
場所が山の谷間を流れる川なので
空気が新鮮でマイナスイオンが満載。
自然を感じながらの想像や空想が楽しくて良い時間でした。
ちょっとこの看板にはびびったけどね・・
そうこうしてると放流の時間・・
そこからは退屈しない程度にニジマスの引きを堪能。
結局、2人で50匹ほどの釣果。
親父も久しぶりの釣行に満足していました。
お昼過ぎには親父を実家に送り届けて帰宅して
さっさくニジマスの調理にかかります。
ニジマスは癖がなく淡白な魚なので
フライや塩焼きはもちろんですが
ワイン等で味を付けたり、いろんなソースを絡めて
食べるのが旨い魚。
酒恋さんの一番のおすすめはなんと言ってもスモーク!
このニジマスほどスモークにてきした魚はないと思うぐらい
おいしく仕上がります。
だから本日食べる分以外はすべてスモークにしました。
まずは腹とエラ、そして表面のぬめりを取り除きます。
そいつを水、塩、スライスニンニク、白ワイン、
コーレグースー、塩コショウ、乾燥バジル、月桂樹で
作ったソミュール液に4日間ほど漬けて、
その後2時間ほど流水で塩抜き・・
そして家のベランダで一夜干し・・
そいつをスモーカーに入れて4時間ほど燻製です。
温度は80度ぐらいでした。
温度やソミュール液はいつも適当です(笑)
燻製が終わったらエグ味をとるためにしばらく放置です。
できあがりはこんな感じ!!
なかなか別嬪さんに仕上がりました。
ちょっと手間はかかるけどこの仕上がりをみると苦労も
報われます。
味の感想は後日ね。
で、ちょっと時間を戻して釣ってきた当日の酒肴
燻製以外のニジマスは塩コショウしてバター焼き。
そこに自家製のミントソースを絡めて
ニジマスのミントソース和えに
合わせたポン酒は・・・
山形県富士酒造
有加藤(あり・かとう)純米大吟醸 中汲み
一瞬・・・・・・
ありがとう!って読むのかな??
と思わせるユニークなネーミング。
加藤清正公を縁とする山形の地酒蔵「栄光富士」の
蔵元である加藤家には、代々名前に「有」と名付ける
習わしがり、蔵元として特別にお届けするお酒として
「有加藤」と名付けたそうです。(ラベルの裏より)
この有加藤 純米大吟醸・・・
嫌味を感じないほどよい香り・・
ふくよかで味のある大吟醸です。
なかなか旨い!!
きんきんに冷やしてワインのように飲むのがお洒落です。
今宵はワイングラスで。
ミントソースの香りとよい感じですね。
ニジマスのミントソース和え・・
バジルソースとは違い、
ミントソースのほうが甘みがあり
ニジマスにアクセントがついてこれまた美味!!
今宵の酒肴とポン酒の相性は・・
★★★☆・・・・35点
ミントの香りで沢山食べれないのが難点かな・・・
ポちっと ダブルでお願い!!
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