くどき上手 命!&洋風カツレツ
最近、缶詰のタイカレーにこってます。
こいつです。
赤、白(グリーンカレー)、黄色(チキン)の3種類で
今年の2月ぐらいに初めて食べたのが赤。
その時は100円ローソンで買ったので
100円缶詰にしたらけっこう旨いな~ってなぐらいの
感想だったんです。
で、最近友人が・・・
「ブレークしてるで~」と教えてくれたんで久々に買いに行くと
赤はあるけど白と黄色がなかなかみつからない・・
意地になって探してやっと購入。
特に白(グリーンカレー)が人気でメーカーでも
売り切れなってました。
どうも某週刊誌の連載漫画で取り上げられたのが
きっかけみたいです。
で、お味ですが・・・・
グリーンカレー、香菜がきいててスパイシー。
そして辛い!!
でも後味がアーモンドのようなミルクのような風味で
タイのカレー独特の味がなかなか旨くて
100円にしたら上出来でした。
タイ料理が好きな方にはおすすめですね。
さて、またまた魚柄師匠から指令がきました。
今回の指令は・・・
「ソース漬けの干し物を作るのじゃ~!!」です。
干し物と言えばみりんや醤油が一般的ですが
昭和初期には魚をソースに漬けて干したものが
あったそうです。
それをパン粉なんかをつけてフライパンで焼いて
洋風カツレツと言う名でお店のメニューにあったとか。
今回はそれを試してみるのじゃ~!!です。
頂いた資料(夕刊フジ連載 魚柄仁之助 世は満腹ぢゃ)を
参考に今回は鯵のカツレツにチャレンジです。
資料では鰯を使っていましたが新鮮な鰯がなかったのと
手ごろな鯵が安かったのでそれを使ってみました。
スーパーで15センチほどの鯵を6匹180円で購入。
そいつをまずは腹開きに。
中濃ソースとウスターソースを同割りにして
そこへ開いた鯵をどぶん!!と漬けます。
そしてそのままいつもの干網で12時間ほど干す。
後は小麦粉をまぶし、卵とパン粉をつけて
バターを溶かしたフライパンで両面を焼くだけ。
ソース味が付いているのでそのままでも十分だけど
マヨラーな酒恋さんはマヨネーズをトッピング。
これで鯵のカツレツが完成です。
合わすポン酒は・・・・
実は最近家飲みが少ないので買い置きがなく
後輩から送ってもらった貴重なものしかない・・。
ほんとはもっと大事に飲みたかった1本。
後輩の親父さんが亀の井酒造さんと懇意であり
息子の結婚式のためにわけてもらった1本なんです。
そんな貴重な酒を酒恋さんにくれた後輩君!
感動ものです。
それは・・・
山形県亀の井酒造 くどき上手 命 斗瓶囲大吟醸
蔵から出荷されるのは50本そこそこ。
そして「命」という名は、
「身を削り、己に勝った者だけに許されること」
という思いから命名されてるそうです。
うなじが綺麗な美人画の上にもう一枚ラベルが貼られ
そこにこのポン酒に対する杜氏の決意みたいなものが
書かれていました。
そんな貴重なポン酒を冷たく冷やしていただきました。
口に含むと広がるフルーティーで柔らかい芳香。
とろける様な口あたり・・・。
そして奥行きが広い味わいの中に隠れる心地よい甘み。
最後は余韻を残しながらすっと切れる味わいに
究極の味わいをみました。
まさに心酒!「命」と言う言葉がぴったりです。
さすがにこのポン酒は食中酒としての評価はできませんわ。
お酒だけでじゅうぶん存在感を感じます。
しいて言うなら何も肴はいりませんね。
さて、鯵のカツレツ・・・
これ旨い!!
大阪名物串かつの原点をみました。
2度漬け禁止の大阪名物串かつ。
ブレンドされて旨みたっぷりソースに
揚げたての串カツをどっぷりつけていただく!
この鯵のカツレツももともとはソースをどっぷり漬けて干したもの。
ソース好きな大阪人好みの味わいです。
魚臭さが全くなくて、干物嫌いな人でもこれは食べれますよ。
サンドイッチにしても旨いと思います。
パン粉をつけなくても普通に焼いて食べてもOK!!
みりん干しとは少しちがった甘みと酸味を味わえます。
当然・・・
ポン酒よりもビールが合うのは言わないでも
わかりますよね。
昭和初期・・・
肉が貴重だった時代に、ちょとお洒落に洋食もどき・・・
こんな感じで人々は食を楽しんでいたんでしょうね。
ポちっと ダブルでお願い!!
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