武の井酒造・・・・(山梨県)

煌け青煌!金生の会

最近、家飲み記事がありません・・・。

実はほとんど家で夕飯を食べてないのです(汗)

そろそろ普通の生活に戻りたい今日この頃です(笑)

さて、今回も家飲みじゃなく・・・・・・・・・

先週おこなわれた酒仙房「金生」別館 祥月(しょうげつ)

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での山梨県武の井酒造の会の模様を・・。

大阪市此花区にある酒仙房「金生」・・・・。

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食通なら知る人ぞ知る名店です。

その別館 祥月はお茶の会やお祝い事に使われる隠し部屋。

一歩中に入ると敷石に和傘・・

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そして茶室とまるで千利休がそこに微笑んでいそうな佇まい。

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その2階にある和室が今回の武の井酒造酒の会の会場です。

会場は兜や大石内蔵助作の掛け軸、江戸の頃の酒器など

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歴史的な貴重品も飾られ、

和のオーラが吹き出ています。

今回で3度目なんですが

こんなところで酒会を開かせてもらえるなんて

金生マスターに感謝です。

すでにプレミアムな酒会になりつつある金生祥月の会。

例年通り参加定員は20名。

昨年定員オーバーで参加できなくて

今年こそは!と言う方や

イケメン杜氏の清水紘一郎さんが来ると言うことで

紘一郎さん狙いの???(笑)女性や

つるばらと言う花酵母を使って醸した珍しいお酒でもあるため

あっという間に定員に達してしまいました。

参加できなかった方、申し訳ないです・・。

さて会は例年同様、料理とお酒のコラボを楽しむと言うコンセプト。

お茶の先生でもある金生マスターのお料理と

武の井酒造の「青煌(せいこう)」のコラボはいかに!

まずは山梨県武の井酒造のラインナップ

青煌 純米酒 美山錦65% 火入れ
青煌 純米生原酒 辛口+10 美山錦65% 
青煌 純米生原酒 にごり 出羽の里65%
青煌 純米酒 五百万石60%
青煌 純米吟醸 雄町50%
青煌 純米吟醸 袋吊生原酒 雄町50%
青煌 純米大吟醸 愛山40%

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この7種類

青煌ブランドは武の井酒造の中でも

特に味わいに拘った特別な銘柄。

40石しか造られていません・・・

と言うより、たった一人で清水紘一郎杜氏

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米の買い付けから酒造り、販売、出荷をやっているので

40石しか造ることができないんです。

仕込み水である八ヶ岳の伏流水が青く煌いているところから

酒名を青煌と名付けたそうです。

変わってお料理の紹介・・

料理のテーマは「茶懐石と精進料理」

すべて出来立てが順次運ばれてきます。

まずは、絹こし豆腐と木綿豆腐の中間あたりの食感で

それをお出汁に数日漬けて味付けした自家製豆腐

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醤油も何もいりません。

生姜の香りが利いて良い感じです。

次は筍の黄身酢和え

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そしてピンボケですが、お刺身

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蒸しあわびと活け鯛です。

きゅうり降ろし、そこに加減醤油をかけていただきます。

加減醤油とは鰹・昆布だしにレモンを搾り、

薄口醤油で味を整えたもの。

刺身の醤油はさすがに飲めないけど、

この加減醤油は最後に飲み干すことができます。

鯛の風味が移り、これもまたおつな味わいです。

ひじょうにさっぱりしてこれが吟醸酒にはぴったりです!

焼き魚は・・・・

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鱸、そっと置かれたはじかみが和食を感じさせます。

お口直しの筍のお吸い物・・

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玉ねぎの素焼きにがんもの煮もの・・

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しろ和え・・・

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サトイモとこうやの煮物(色合いが綺麗です)・・・

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蛸とモズクの酢の物

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どれも器と盛り付けが美しい!!

ちゃんと料理をお膳に置く向きも決まっていて

これが贅沢な気分にさせてくれんです。

最後は・・・・・

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じゃこと野沢菜のお茶漬け。

9品の肴と〆のお茶漬け。

すごいボリュームでしょう!

でもほとんどの人が完食なんです。

それもそのはず!

青煌がこの料理にぴったりマッチした食中だからです。

会は杜氏の清水紘一郎さんの挨拶でスタート。

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主催者である小林酒店専務取締役 小林秀行氏

音頭により青煌 純米大吟醸 愛山40%で乾杯。

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煌く青が素敵で贅沢すぎる味わいの一本です。

後は、今回のラインナップを杜氏が順次紹介しながら

参加者に注いでいき、

料理とのコラボを楽しんでもらいました。

参加者も出てる来る料理の美しさ、

そして青煌との相性の良さに大満足。

料理では一品ずつ違う味わいの出しの旨さに

みな感動されていました。

青煌では純米吟醸 雄町50%が特に人気で

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あっという間になくなっていました。

マスターも今までの会よりも特に手ごたえを感じる会で

あったとおっしゃってました。

来年も青煌で決まりかもしれませんね。

途中、大名気分を味わおうと江戸時代の朱塗りの大きな杯で

全員で回しのみ。

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20人の間接キス大会です(笑)

そして長身で独身、イケメンの杜氏との2ショット大会。

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誠実で人柄も良い清水紘一郎杜氏。

大人気です。

もしかしたら未来の嫁さんになる人がいたりして(笑)

最後は数字あてゲーム。

1~20までの数字で好きな数字を杜氏が3つと

参加者が1つ選び・・・・・

お互いわからないように紙に記入。

それが一致したら純米吟醸雄町がもらえると言う

インスピレーションゲーム。

3名の方が純米吟醸雄町の4合瓶をゲットして

コニコ顔でした。

中でも雄町狂の女性もっちんさんの執念のゲットには

みんなびっくりでした。

透視の術が使える魔女ではないかと言うもっぱらの評判でした(笑)

会は3時間・・・

泥酔者もなく、ほんとうに美味しくて楽しいひと時。

持ち込んだお酒もほとんど残らず完飲となり

非常にバランスの良い会となりました。

さすが名店酒仙房「金生」。

特殊な素材などを使わず、素朴な素材で見事なお料理。

マスターありがとうございました。

そして武の井酒造青煌の素晴らしさ!

つるバラ酵母は茶懐石や精進料理とぴったりです。

紘一郎杜氏!来年も今年以上のお酒をたのんます!

PS

この記事を読まれた方で興味を持たれた方は

是非、来年参加してみてください。

会費は5000円です。(来年はわかりません・・)

でも、料理とお酒の質、そしてお部屋のことを考えると

萬コロの値打ちがあると思いますよ。

早いもの勝ちですので、

開催告知を見つけたらすぐに予約するのが良いと思います。

開催告知は小林酒店さんにちょこちょこ通っていれば

わかると思います。

このブログではたぶん募集はないです。

あしからず・・。

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純米酒「青煌」で鯛の兜揚げ生姜餡かけ

なんか梅雨に入ったとたん晴天が続きます。

天気は天邪鬼なものですね。

今年は予想にもしなかった早い梅雨入り・・

そして春、低温状態の日が続いたので

酒恋畑の作物は生育も遅く、

収穫時期が難しかったのですが

最近ようやく大きくなったてくれてやっと収穫です。

梅雨の晴れ間を利用して、たまねぎ、そら豆、

じゃがいもを収穫してきました。

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そら豆は雨の日が多かったので

途中で腐ってしまったものもありできはいまいち・・・

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たまねぎはそこそこですね。

じゃがいもは半分だけ収穫したのですが

少し早かったかな・・・小さいものが多いです。

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でも、芋ほりは楽しい!!

土の中からスコップで傷つけないように

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スキンヘッドを探すのが宝探しのようで童心に返ります。

残り半分は梅雨明けに収穫。

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楽しみです!!

さて今宵の酒肴は久しぶりにワンコインネタ

いつもの鶴橋商店街で買ったのは

鯛のアラ、それにサワラの白子

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両方とも200円で、あわせて400円!

鯛のあらと言えばやっぱりあら炊きが定番。

白子は湯通しして白子ポン酢かな・・・

でもそんなのじゃブログネタとしては面白くないので・・

鯛の頭にまずは軽く塩をして・・・

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10分ほどたったら片栗粉をまぶして油で揚げる。

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5分ほどでかり!っと揚がったら

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そこに餡をかけておろし生姜を・・・

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鯛の兜揚げ生姜餡かけのできあがり。

木の芽や刻みネギなんかを乗せたら綺麗でしょうね。

この餡は水、醤油、みりん、酒を5:1:1:1

そこに砂糖、それに水溶き片栗粉を入れたもの。

あんかけにするなら水100CCに砂糖大さじ1杯が目安。

酒恋さんは魚を炊くときにもこの5:1:1:1を基本に

魚により砂糖の量を変えています。

鯛や鯖、鰈なら少し甘く、

イサギ、メバル、なら砂糖控えめ。

ま、好みですけどね。

で、残りのアラは当然アラ炊きに。

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白子は・・・・

2本あるので1本は定番の湯引きポン酢。

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そして残りは、天麩羅に!

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400円で4品!こんないっぱいできましたよ。

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これに+アラ炊きです。

家族3人で食べきれないぐらいです。

さて、夕飯です!

合わすポン酒は・・・っと・・

その前に・・

揚げ物したらどうしても喉が渇きます。

まずは冷た~いビールで喉を潤します。

そのビールは友人のさんから頂いた

茨城県木内酒造 梟の絵が可愛い常陸野ネストビール

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日本酒蔵のビールなんて数少ないので是非飲みたい!と

無理を言って送ってもらったものです。

3種類送ってもらったんですが今回飲んだのは

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アンバーエール

銅色でやや甘みのある芳ばしい香りがナイスなビール。

これごっつう旨いわぁ!(倭朕曰く)

光さんありがとう!

この手のビールは本来ならゆっくり味わうもの・・・

でも、ビールは喉越しで味わうもの!と

自負する酒恋さん・・

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一気にゴクゴク!っといってしまいました。

う~ん!満足!!

さて、ビールを飲んだ後には今宵のポン酒。

山梨県武の井酒造 純米酒 青煌 美山錦

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武の井酒造の秘蔵っ子ラベルです。

つるばら酵母を使用した30石弱の生産ラベル。

相模灘の久保田晃杜氏と双璧なイケ面杜氏

清水紘一郎杜氏が丹精込めてこつこつ醸した幻の1本。

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大阪では小林酒店さんしか取り扱いはないそうです。

最初は花酵母のポン酒って香りは良いけど

どちらかと言うとふくらみもなくて薄い感じのイメージでしたが、

この青煌飲んで一変しました。

いいですね~!!

特に美山錦が好きな酒恋さんにとって

この青煌美山錦はストライクです。

ほんのり漂うリンゴのような風味・・

そしてクリアーでありながら力強いお米の味わい。

つるばらの花言「愛、いつも美しい」にそして力強く!

を付け加えたい1本です。

その青煌と今宵の酒肴・・・

良いマッチングでした。

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鯛の兜揚げ生姜餡かけ・・

片栗粉に餡が絡みこれが旨い。

アラからほぐした身をその餡に絡めて

またまた旨し!

特に目の部分のゼラチン質のところがたまりませんな!

アラ炊きよりも調理に時間がかからないし

ナイスな一品です。

白子の天麩羅・・

噛んだ瞬間にとろ~っと広がるクリーミーな味わい。

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普通に白子ポン酢で食べるのと食感が違いますね。

そこに青煌を流し込むとパラダイスですね。

もちろん、定番のあら炊き、白子ポン酢も旨し!

こんな飲兵衛泣かせの酒肴だから

いつもの晩酌時間よりもかなり延長・・・

ひたすらチビリチビリ飲んでました。

家庭の夕食で3時間・・・

しかも材料費は400円!!

今宵のぽん酒と酒肴の相性は・・
★★★★★・・・50点!満点星!

当然ですよね。

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