春の訪れ!しろうおで山頭火
今回の東北大地震の急性期は終わりましたね。
現地入りしているDMAT 災害派遣医療チーム
Disaster Medical Assistance Teamも引き揚げたそうです。
後は、避難所にいる方の健康状態が心配・・・・
いまだに物資が届かず、孤立している避難所も
あるみたいですし・・
そして原発による2次災害・・・・怖いです。
現場では命がけで頑張っている人達がいます。
どうかご無事でありますよに。
あんまし地震のことばかりに触れるのも辛いので
そろそろ本題に・・・
旨いぽん酒に、美味しい肴のお気軽ブログを
再開したいと思います。
被災地の方はまだまだ食べることができないと思いますが
読むことで少しは元気の源になれれば幸いです。
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昨日は大阪でも雪が降りました。
まだまだ春は遠いのか??と思いきや、
なんと近所の桜が開花していました。
たぶんソメイヨシノとは違う種類だと思いますが
確実に春がやって来ています。
毎年、この桜が咲いて1週間後ぐらいで
大阪の桜の開花宣言が報道されます。
だから今年は24日ぐらいかな・・・。
いよいよお花見の季節!待ち遠しいです。
そんな桜だけではなくて、春の訪れを告げる
美味しいものも市場に並んでいました。
それは、これ!↓↓
しろうおです。
一袋で500円!ワンコインでした。
地域によってはイザサとかヒウオとかとも呼ばれています。
今の時期、似たような魚でしらうおと言うのも
魚屋さんに並んでたりしますが
「しろうお」と「しらうお」は違うものです。
しろうお(素魚)は、スズキ目ハゼ科で
しらうお(白魚)は、サケやマス類の遠い親戚にあたります。
今宵は、このしろうおの踊り食いです。
卵の黄身を落としたポン酢でちゅる!っと
生きたまま頂きます。
少し残酷ですが、これが食道楽なんですね。
袋からざるに移したしろうおを軽く清水で洗い流し
器に水を張ってその中に入れておきます。
非常に元気!ぴちぴち泳ぎまわっています。
さすがに箸ではすばしっこくてつかめないので
網ですくって箸でつまみます。
そのままポン酢にちゃぽん!
そしてお口の中に・・・・
口の中で最後の抵抗をするしろうお君を
歯でぐしゃ!と潰します・・・。
口の中に広がる独特の苦味・・・
幼い頃はけっして美味いなんて思わなかった
川魚独特の苦味が大人になった今は美味に感じます。
また1匹つまんで口のかなに・・
ごめんね、しろうお君。
でも、君の身体はやがて酒恋さんの血となり骨となり・・
そして最後は糞となる・・(笑)。
合わすぽん酒は・・・・・・・
山口県金光酒造純米吟醸 山頭火。
酒恋さんの大好きな明治の俳人 種田山頭火にちなみ
銘銘されたぽん酒です。
「肉体に酒、心に句、酒は肉体の句で、句は心の酒だ」
彼の句です・・。
そんな純米吟醸山頭火を常温で・・・
酸もほとんど感じず、フルーティーでもない・・
でも、どことなく懐かしい味わい・・・
非常にバランスがよく味わい深い。
ぐびぐび飲むというより、肴をつまみながら
お猪口で少しずつ味わいたい1本です。
しろうおをつまみ、山頭火を流し込む・・
またしろうおをつまみ、山頭火で流し込む・・
気がつけば、ほろよいどころかぐでんぐでん・・
彼の言葉に・・
まず、ほろほろ、それから、ふらふら、
そして、ぐでぐで、ごろごろ、ぼろぼろ、どろどろ
と言うのがありますが、まさにそんな感じです。
さすがに4合瓶なんで全部飲んでもどろどろには
なりませんけど・・。
嫁は気持ち悪いと言って食べませんでしたので
けっきょく1人で、しろうお完食!
何匹が丸呑みしたら胃の辺りで動いてるのがわかりました(笑)
今宵の酒肴とぽん酒の相性は・・
★★★☆・・・35点。
味を楽しむというより季節を楽しんだ
晩酌だったのでこんなもんです。
ポちっと ダブルでお願い!!
↓ ↓
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