子持ち昆布で鷹勇 強力!良いお年を!
もう幾つ寝ると~♪和尚が来る~♪(ちゃうちゃう・・)
お正月やった・・
正月早々、坊さんには来てほしくありませんね・・。
後2回寝たら2011年です!!
とてつもなく不景気だと言われるここ数年ですが
来年こそ良い方向に向かって欲しいものですね。
さて、不景気な日本ですがさすがにこの時期、
正月用品を買い求めるお客さんで市場は活気に
あふれています。
我がホームグランド鶴橋卸売市場も蟹やふぐ、数の子、
いくら、かまぼこ・・・・・
ご馳走を買い求めて沢山の人でにぎわっています。
お正月・・・
冷めた目で見ると12月31日からカレンダーが1枚めくれて
1月1日になるだけなんですがやはり、新しい年の始まり・・・
すべてをリセットして新しい気持ちで望みたいもの。
日本人ならクリスマスよりも大切な日ですよね。
おせち料理に入っている食材にもそんな意味が
込められています。
鯛はめでたい・・・
くわえは芽がでるように・・
レンコンは先が見通せる・・
昆布は喜ぶ・・
数の子は子宝に恵まれる・・
すべて縁起物ですよね。
そんなおせち料理ですが、昔は嫌いでした。
食べるのは、数の子と海老、棒タラぐらい。
こんなまずいものは無いと思ってたんですが
今は180度転換して・・・
こんなにポン酒に合うお弁当(笑)はない!です。
ビールのない時代から守られて来た
日本の伝統料理ですからね。
ポン酒のためにあるようなものです。
でも悲しいかな我が家にはおせち料理はありません。
作るのが面倒だし、それに買うと高いですから・・。
だからおせち料理は他人の家で頂きます(笑)
今年は誰の家で頂きましょうかね・・・。
どなたか立候補ないですか?!(笑)
ポン酒は持っていきますよ。
特に4~5日よろしくね!!(正月は仕事です)
話を少し戻して・・・・
お正月用品を買い求める人達でにぎわう鶴橋商店街を
ウオッチしながら見つけたのがこれ↓
子持ち昆布のくず・・1000円なり
(綺麗なのはめちゃくちゃ高い)
ポン酒の肴に最高なんです。
たぶん昆布を整形した時にでた切れ端だと思うんですが
どちらにせよ食べるときに食べやすい大きさに切るものだし
味は一緒なんでこれで十分!
ところで・・・・・
「子持ち昆布って人間が人工的に作り上げたもの」
って思ってる方が沢山いると思うんですが
実は違うんですよ。
子持ち昆布についている卵はにしんの子(数の子)なんですが
にしんの性質を利用して、昆布に卵を産ませた人間の知恵と
自然の力を利用した産物なんです。
今宵は、この子持ち昆布で一献です。
正月まで待てません(笑)
まずは塩抜き・・・
水に1~2時間漬けるだけでOKだとお店の人は言ってましたが
酒恋さんは軽く塩入れた塩水で2~3時間置きました。
でも、あまり塩分を抜きすぎると卵の苦味を感じますから
ほどほどに・・。(お好みの塩加減でね)
その間に水300CCに本だしの子パック1袋と
醤油60cc、酒60cc、みりん60cc、を入れて沸騰させ
だし汁を作り冷ましておきます。
後は塩抜きした子持ち昆布の水分を切り
だし汁に漬けて冷蔵庫に2~3時間入れておけば
子持ち昆布の漬けが完成!
ちょっと時間はかかりますが簡単です。
鰹節をかけたほうが旨いかも・・・
合わすポン酒は・・・
鳥取県大石酒造 鷹勇 強力 生もと純米。
名前通りお米の旨さを強烈に感じる一本です。
島根、鳥取のポン酒と言うと冷たくして飲むよりも
常温や燗が旨いポン酒が多いように思いますが
この強力もそうですね。
今回はあつ燗で・・・
口に含むと生もとらしくしっかりとした輪郭と厚み・・
凛としたお米の旨味を感じます。
大人の味わいですね。
卵のプチプチした食感・・
中からはじけ出る旨味と苦味・・
これをしっかり受け止めてくれます。
旨いですね~。
山盛りあった子持ち昆布がみるみる減っていきます。
これで来年は子宝に恵まれるかも(笑)
今宵の酒肴とぽん酒の相性は
★★★★★・・・・50点満点
やっぱり生もと系の燗酒は煮物や醤油系の
酒肴と合いますね。
今年はこのブログで終わりです。
どうも1年間、小生のブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
今年も沢山ポン酒の会を開催し、
そして多くの出会いがありました。
来年は愛ぽんの会として本格的に活動していく予定です。
日本酒の未来のためにも是非とも応援よろしくお願いします。
来年も日本酒、ブログを通じて
沢山の出会いがあれば嬉しいです。
酒恋さんは大晦日も泊まりの仕事なんで
2011年は職場で迎えます。
皆様、良いお年をお迎えくださいね。
ポちっと ダブルでお願い!!
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