石鎚 白うまで粕漬け
桜のつぼみが膨らんできましたね。
このぶんで行くと大阪は後一週間もしないうちに
桜の開花があるかもしれません。
今年は昨年よりもけっこう早く咲きそうな予感!
楽しみですね~。
桜が咲けば当然お花見ですよね。
桜吹雪が舞い散る春の陽気の中で、旨い肴と旨いポン酒!
たまりませんな~。
そんな花見にあわせて先月から仕込んでる肴・・・
それは「からすみもどき」。
昨年もこのブログでご紹介しましたが、酒恋さんは毎年
真鱈の卵を使って、からすみもどきを作っています。
本当のからすみと材料も製造法も違うからもどきなんですが
これがけっこう旨いんですよ。
手間はかからないんですが時間がかかるんです・・・。
製造日数は約7週間・・・50日ほどかかります。
後3週間ほどで完成なんですが、桜の花がもってくれるかな・・。
作り方は、真鱈の真子を塩に1週間漬けて、
その後、酒に一週間漬けて塩抜き・・。
後は、酒を捨てて冷蔵庫にラップをかけないで
乾燥するまで入れておくだけ。
これでおいしいカラスミもどきができるんですよ。
鯛の子、ブリの子なんかでもおいしくできますよ。
さて、今宵の肴も少し時間をかけて漬けておいたもの。
それは、鶏もも肉の酒粕漬けです。
ブラジル産で3枚入って399円。
使った酒粕は当然!!大倉の酒粕。
大手メイカーの酒粕とは味わいも香りも違います。
酒粕を買うなら断然、地酒蔵の酒粕がおすすめですね。
酒恋さんの酒粕漬けはいたってシンプル・・・
鶏もも肉に塩をまんべんなくすりこんで10分ほどおきます。
酒粕とその4分の1の赤味噌、それに味醂、酒を少々・・・
それらをジップロックに入れても混ぜ合わせます。
今回も酒は竹鶴秘伝を・・
そこに塩をすり込んだ鶏モモ肉を入れて4~5日放置すれば
食べごろです。
たぶん2週間ぐらい漬けても大丈夫だから
鶏肉をジップロックに入るだけ放り込んで置くと
味の変化を楽しみながら長いこと食べられますよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
漬け込んだ鶏もも肉を取り出し、綺麗に粕を取り除きます。
そのままでもOKですが粕が付いたままではすぐに焦げちゃいます。
5日も粕に漬かってたらさっと洗い流しても大丈夫です。
後は、弱火でじっくりグリルで焼くだけです。
いくら気をつけていてもやはり粕漬けは焦げやすい・・
今回も少し焦げちゃいました・・。
でも、何ともいえない甘~い良い香りがしますよ。
さて、合わすポン酒は・・・・
愛媛県 石鎚酒造 白うま 活性にごり生原酒。
とっても懐に優しいお馬ちゃんです。
新酒でしかも活性にごりなので爽快でピチピチしてフレッシュ!
もろみのほんのりした甘さが残り、ついつい飲みすぎてしまいそう。
でも、この白うまちゃんはとってもパンチが効いた奴なんです。
アルコールが20~21%もありますから。
ほどほどにしないとふらふらになりますよ・・・・。
焼きたての鶏モモ肉を一口・・・
す~っと粕の香りと、しっとりした甘さが口に広がります。
粕漬けが苦手な人もいますが、酒恋さんはこの独特の
粕漬けの味わい・・・何と言うかなぁ・・
しいて言えば大人の味わい?が大好きなんですよ。
(奈良漬はあんまし好きじゃないんですけどね(笑))
ブラジル産の安い鶏肉が味わい深い高級食材に変身です。
唐揚げのようにパクパク食べるより
じっくり噛んで、風味と味わいを楽しむものですね。
そんな粕漬けには、やはりモロミが残ったポン酒が合いますね。
白うまが進みます。
白うまのもろみの甘さと、粕漬けの甘みが合わさって
良い感じです。
今宵のポン酒と肴の相性は・・・
★★★★・・・・40点。
冷たいポン酒より温かいポン酒の方がよさそうです。
今度は熟成酒の燗で合わせてみたいですね。
ポちっと ダブルでお願い!!
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