14代 中取り純米吟醸 播州愛山
昨年の11月から、実家の冷蔵庫で眠っていた秘蔵のポン酒を
ついに開封してしまいました・・・。
酒恋さんには2度と手に入らないだろうと思われる幻のポン酒です。
実家には業務用の冷凍庫がありマイナス4度で管理できます。
活性酒やにごりは凍ってしまってだめだけど
それ以外のポン酒だったら入れておいても凍らないんです。
こんな良い酒は近いうちに友人を招いてポン酒の会を開催し、
味わおうと思ってたんです。
でも、冷凍庫から異音がしだしたので修理することになり
保管できなくなったんです・・・。
4合瓶ならなんとかマイホームで保管できるんですが
一升瓶となるとちと厳し~い。
やっぱりここは一人で飲むしかないでしょう!!
と言うことで独り占め!(笑)
そのポン酒とは!!
「14代 中取り純米吟醸 播州愛山」。
14代シリーズの中でも特に人気の愛山を使ったポン酒です。
14代!と言う金色の文字が鮮やかに浮き上がって、
なんとも美しい・・・。
実はそのポン酒、懇意にしている居酒屋さんが昨年の11月に
「お正月に飲むか?」って定価でわけてくれたんです。
今年も分けてくれないかな~ってひそかに思っております。
さてさて、その14代にあわすのは酒恋さんの畑で採れた水茄子。
もちろん!無農薬です!
酒恋さんのうん○と言う有機肥料です!(嘘)
水茄子といえば今が旬の高級漬物の食材です。
今回は採れたてをそのまま刺身でいただきます。
茄子の中でも刺身で食べて旨いのは水茄子だけでしょう。
本当は皮も食べられるんですが・・・・・・・・・・
やはり素人の畑でできた水茄子なので少し皮が硬いんです・・。
だから皮を剥き薄くスライスして大好きな刻みわさびを
のっけて食べることにしました。
そしてもう一品!
それは、知人から頂いた大きなズワイガニ!(感謝!感謝!)
なかなかずしりと重いです。
甘みのある蟹の身と濃厚な味噌の味わいが
舌と脳裏によみがえります。
カニと言えば冬が旬ですが、夏場のカニもなかなかのもの。
夏、山陰地方の民宿に泊まると必ずカニが付いています。
少しきつめの二杯酢や三杯酢で食べるんですがこれが
さっぱりして旨いんですよね~。
さて夕食・・・・・・・・・・・
14代 中取り純米吟醸 播州愛山を開封します・・・
決してきつくない心地よいフルーツの香りが漂います。
10ヶ月ほど冷蔵庫に入れていたから香りが若干落ちたのかも
しれませんが10年ほど前に飲んだ14代から比べると
最近は意図的に香りを抑えているのかもしれませんね・・。
一口含むとす~っと舌の上をすべるように転がっていきます。
それを受け止めると丸~くふくよかな米の旨みが現れ
鼻腔からメロンのような香りが抜けていきます。
同時に甘味が広がり適度な酸味が甘さをカバーしながら
最後はスト~ンと落ちるように消えて
非常に綺麗な味わいです。
う~ん!!さすがに納得の旨さです!!
このようなタイプのポン酒は光物や白身魚なんかの刺身、
京料理のような繊細な味付けのものが似合いそうですね。
今宵のようなカニ酢、水茄子の刺身なんかぴったりです。
自家製水茄子の刺身は、ほんとに水々しくて旨いです。
漬物ではおろし生姜で味わうのが一般的ですが、
刺身にはやはりわさびが合いますね~。
フレッシュで水々しい茄子につ~んとしたわさびの
コンビネーションが14代をいくらでも口に運ばせます。
果実でもなく野菜でもない・・・複雑な味わいだけど・・・・
茄子の刺身って綺麗系のお酒にはぴったりですね。
ズワイガニは当然旨いにきまってます!
夏のカニの方が冬のカニに比べて甘みがあるような気がします。
14代に感じるほんのりした甘さとカニの甘さが
口腔内でNice to meet you!!
黙々とただひたすらカニをむさぼり、
そしてポン酒を食らう!そんな動作の繰り返しです。
カニを食べると無口になるのは夏も冬もおなじですね!
しかしカニ味噌は断然!冬の方が旨いですけどね・・。
いや~しかし・・・家飲み一人酒なのに・・
7合ぐらい飲んでしまいました。
それでいて、なぜか無茶酔いしてないのが不思議・・。
昼間の畑仕事で大量に発汗して代謝が良くなったのかな?!
14代 中取り純米吟醸 播州愛山
さすがに旨いですわ~!
ポちっと お願い!!
↓ ↓
| 固定リンク
| コメント (20)
| トラックバック (0)
最近のコメント