小左衛門手作り純米で鮎の甘露煮
台風が去ってから、急に朝晩が涼しくなってきましたね。
いよいよ秋本番です。
この時期になると楽しみな魚があるんですよ。
それは「落ち鮎」です。
この時期の鮎は、おなかにパンパンの卵を持っていて
その鮎を甘辛く煮付けた甘露煮は最高に旨いんですよ。
甘辛い味がしみこんだ鮎の卵はど絶!
一献やるには最高のご馳走です。
有名な料亭が販売する高級おせち料理にも
子持ち鮎の甘露煮はよく入っていますよね。
その甘露煮は、きっと今の時期に獲った鮎を
冷凍保存して炊いたものだと思います。
そんな甘露煮ですが買うとけっこう高い・・・・・。
通販だと安いところで1匹400円前後、
高いところで8匹で5000円近くもします・・・。
なぜかと言うとすごく手間のかかる料理だからです。
お金持ちなら買えばいいけど、酒恋さんは貧乏・・・
でも食べたい!
だから手間なんて惜しみません!
安く食べるために自分で作っちゃいます。
そんなにしょっちゅうスーパーで出会える魚じゃないけど
やはりシーズンには並びます。
だから見つけるとついつい買ってしまうんです・・。
その日調理できなくても冷凍して時間のあるときに
作れますからね。
本日スーパーに5匹498円で子持ち鮎が並んでいたので
さっそくゲットしました!
ワンコインですよ~!当然、養殖鮎です。
鮎の顔を見たら天然か養殖かなんて一目瞭然だけど
甘辛く炊いたら、天然か養殖かなんて
わかる人はほとんどいないような気がしますけどね。
さっそく家に帰って調理にかかります・・・。
まずは、鮎を水洗いしてヌメリを取ります。
キッチンペーパーで水分を拭いて、
そのまま焦げない程度にグリルで素焼きします。
素焼きすると煮崩れしにくくなります。
焼いたものを100円均一で売ってる2Lの緑茶で
約2時間程度落し蓋をして超弱火で似ます。
2時間ほどたったらお茶は全部捨てて
砂糖、味醂、酒、醤油を入れてまた2時間落し蓋をして
超弱火で煮ます。
難しいのがここなんですよ・・・・
砂糖の分量なんです・・・・
基本は材料の40%セントらしいですが、
酒恋さんは30%にしています。
酒、味醂は25%、そして醤油を20%の割合で炊きます。
2時間ほど煮詰めたら飴色になりできあがりです。
途中で水分がなくなってきたら水か酒を足してくださいね。
今回は4匹の甘露煮と残り1匹は塩焼きにしました。
やっぱり鮎の塩焼きははずせませんもん。
さて、あわす今宵のポン酒は・・・・・・・・
またまた 岐阜県の中島醸造さんのポン酒。
今回は小左衛門手作り純米です。
小左衛門の中でも一番落ち着きがあって
米の旨みが感じられる一本。
冷やしてもよし、燗でもよし・・・
酒恋さんが小左衛門の中でも一番好きな銘柄です。
今宵は43度の燗で・・・。
まずは焼きたての鮎の塩焼きを・・・
卵に栄養を取られて少し身は痩せていますが
燗酒が映えますね~ぇ。
川魚独特の香りがいいです。
旨いです。
続いて甘露煮・・・・
約4時間半ほどかけて炊きあげた甘露煮・・
骨も柔らかくて全部食べれます・・・。
味も抜群!!甘辛い卵がたまりませんね~。
小左衛門手作り純米がすいすいと胃袋に運んでくれます。
甘露煮ようなしっかりした味付けの肴には
小左衛門 手作り純米は最高にあいますね!
失敗は、卵の写真を撮り忘れたこと・・。
やっぱり甘露煮は卵の写真がなくっちゃね・・(反省)
でも、手間隙かけて作れば味わいもひとしお!
鮎の甘露煮・・かなり手間がかかりますが
すべて普通に家にある調味料でできますよ。
買えば高いけど、作れば安い!
もし今の時期、スーパーで子持ち鮎を見かけたたら
甘露煮に挑戦してみませんか?!
時間はかかるけど、純米酒の燗で合わすと最高だよ~ん!
ポちっと お願い!!
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