ほろ酔い気分で新潟美人を思う!
先日、まだ見ぬ素敵な女性からプレゼントが届きました!
「地元のポン酒だよ~!飲んでみて~!!」って。
女性からのプレゼントと言うだけでワクワクなのに
ましてポン酒を頂くなんて!
酒恋さん的には、ポン酒は女性だと思っているので
彼女を頂いているような気分で男冥利につきます
頂いたお酒は、新潟県市島酒造さんの
純米吟醸 「蔵」初しぼりです。
久しぶりに飲む新潟の女性です!!
この「蔵」と言うのは、10数年前にNHKのBSで放送された
宮尾登美子さん原作の「蔵」にちなんだものらしく、
宮尾登美子さんも市島酒造さんには幾度か足を
運ばれたそうです。
やはり新潟のポン酒と言えば「端麗辛口」。
味わうなら定番の燻製よりももっとすっきりした
タイプの肴が良いだろうといろいろ思案・・・
と言ってもたいしたレパートリーはないんだけど・。
いつもの鶴橋商店街をうろうろして
ささみを使って蒸し物を作ることにしました。
商店街で購入してきた刺身用のささみと白板昆布。
当然ワンコインです。
白板昆布って言うのは松前寿司を作るときに上に乗せる
少しお高い昆布です。
1枚60円・・20枚ほど買っておきました。
ササミは300円ほどです。
今回の肴は「ささみの昆布〆の蒸物」です。
ササミの筋を取り除き、細長く3本にキリ軽く塩をして
板昆布に巻いてサランラップにつつむだけ。
それを冷蔵庫で1日寝かしておきます。
偶然その日、知り合いからどでかいカンパチも頂いたので、
久しぶりに出刃を使い30分もかかって3枚おろし。(汗)
何せ、60センチ以上あるカンパチですから
3枚におろし腹と背中に分けると結局5枚おろしです。
30人前ぐらいはあるので当然家族で食べ切れるわけが
なく、半身はご近所にお裾分け。
それでも4人家族の我が家で食べてもかなり残ります。
脂ののりもしっかりしたカンパチなので
サバと同じように昆布で〆ても旨いだろう
残りは今日買ってきた昆布を使ってこいつも昆布〆に
することにしました。
で、翌日の夕飯・・・・まずは、ささみの昆布〆。
飴色に染まり、なかなかいい塩梅です。
これを鍋に水を張り10分ほど蒸します。
蒸あがりを包丁で切り分けて、皿に盛り付けると
これが日本料理ぽくていい感じ。
こいつはポン酢でいただきます。
続いてカンパチの昆布〆・・・・・
しっかり昆布でしまって旨そうです。
当然、昨日裁いたカンパチのアラはアラ炊きに。
すべてをテーブルに並べるとOH!!!
こりゃ豪勢な夕飯になりました。
さっそく冷やした「蔵」を開栓!
すーっと言う感じで吟醸香が漂います。
一口含むと、水のような味わい・・・・
しぼりたてと書いてありましたがすでに
搾って2ヶ月以上たってるのでフレッシュ感はありません。
さらさらとしたきめ細かい肌触りって言うのか
まるで舌の上をすべっていくようです。
喉に落ちる寸前にお米の味わいがすーっと現れたかと思うと
キリ!!っとしまって消えていきます。
まさに端麗辛口!!新潟美人!
きっと頂いた女性もこんな感じなのかもしれませんね。
このポン酒で、ささみ昆布〆の蒸し物をいただきます。
調味料は塩のみなのに、昆布とポン酢がいい感じでささみを
味わい深いものにしています。
これには端麗唐口がよくあいますね。
カンパチの昆布〆も魚臭さが昆布に吸収されて
旨みが引き出されて料亭の味!って感じ。
こちらは燗での相性がよかったです。
少し熱めの燗にすると水のような味わいから
ぱ~っと花が咲いたように旨みがひろがりますね。
すいすい肴もポン酒も胃袋におさまっていきます。
贅沢な味わいですね。
ほろ酔い気分で、頂いた女性のことを思います・・・・
お会いしたことがないのですが、きっとこのポン酒のように
華麗で肌が美しく真のしっかりした女性なんだろな~って・・
なぜか切なくなる酒恋さんです・・・これって恋かな?
ポちっと お願い!!
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