秋田の頼り第二段!みずで片野桜!
秋田の山菜便り第二段!!
先日、またまた秋田の魯山人からの贈り物。
今度は、酒恋さんの大好きな山菜「ミズ」。
今年は天候不順でまだ小さいらしんだけど、
山に入って取ってきてくれました。
ミズ・・・・
別名「ウワバミソウ」と言って先日頂いたミヤマイラクサの仲間で、
春はおもに葉と茎を食し、秋は美味しいむかごを食す。
1年で2度美味しい山菜です。
まったく癖がなく、ふきのような食感で栄養もたっぷり。
非常においしい山菜です。
いろんな料理に使えて東北地方ではもっともポピュラーな
山菜だそうです。
今宵はこのミズの葉の天ぷらと、茎の即席漬物で一献です
即席漬物用の塩こんぶを用意して早速調理にかかります。
実はこのミズ・・・・
食べるのは美味しいのですが下ごしらえが非常に面倒なんです・。
葉はむしればそれでOK!なんですが・・・・
茎は少し硬目の皮がついているので
そいつを剥かなきゃなんなんないんです。
葉をむしるときに根に向かって引っ張ると3分の1ほど皮が剥けます。
残りは根っこから根気よく爪を使って剥いでいかなきゃなりません・・
これが非常に面倒です・・
それに産毛のような棘が生えているので刺さると痒い・・
でも、そんな苦労もし甲斐がある美味しい山菜です。
量がたっぷりあったので1時間半ほどかかってなんとか終了。
まずは即席の漬物から・・・
茎を3センチ程度の長さに切りそろえて、
水を張り塩を一掴み入れて沸騰させたお鍋の中に
どぼどぼ!!って感じでぶち込む。
一瞬で鮮やかな緑色に変わるので再沸騰したらすぐに
ざるに移し冷水で〆る。
よく水を切ったら塩昆布と混ぜて数時間おいておくと完成!
その間に、葉のてんぷらを・・・
あらかじめ葉に小麦を軽く振っておき・・
小麦粉、卵、塩、ビール、マヨネーズで薄めの衣をつくる。
それに葉をくぐらせ数分揚げるだけ!
ビールとマヨネーズの効果でカラっと揚がるんですよね。
当然、揚がった天ぷらは即つまみ食い!
残りのビールを飲みながら揚げたての葉をパクリ!
あ・・ビールじゃなかった・・麦とホップ・・安物です・・(笑)
何でもいいけどでも、これがたまらんのよ!!
ど!!絶です!!ね。
天ぷらは揚げたてをつまみ食いするのが一番です。
サクサク!ホコホコ!
いくらでも飲めて、食べれる感じです。
だから揚げても揚げても夕飯用の天ぷらは増えません(笑)
結局、天ぷらを揚げながら3本飲んじゃいました・・・。
何とか完成した頃には、すでにできあがりつつある酒恋さんです。
あわすポン酒は地元大阪のポン酒!
山野酒造 片野桜 山廃仕込み純米酒 無濾過生原酒。
酒恋さんが大阪で一番好きな蔵のポン酒です。
どっぷりと腰を据えて飲みたい一本。
山廃と言えばがっつ~ん!とした味わいを連想しますが
この山廃はそんなにパンチは感じません。
丸みをおびた少し太めの味わいの中にバランスよく酸が溶け込み
ほのかな麹花の香りがなんとなく甘みも感じさせてくれる
ライトで非常に飲みやすい山廃です。
しっかりした味付けの煮物や天ぷらとは相性ばっちし!!
酸が効いているので油分をすきっと胃袋に流しこんでくれます。
ミズの葉の天ぷらを口に運びながらなくなりかけに
片野桜をきゅ~っ!!
ビールでおなかが膨れていたけど、別腹に入るように食欲復活!
旨い!っす!
茎の塩昆布和えとも良い感じ!
さっぱりしてるので吟醸のほうが似合うかもしれませんけど・・。
茎がしゃきしゃきして塩昆布がアクセントになり美味しい~!
酒肴としてももちろんご飯のお供にもいいですね~。
お茶漬けに最高かな・・・
秋田山菜「ミズ」。
旬もそろそろ終わりですが通販ならまだ手に入りますよ。
もし食べてみたいな~!!って方は一度お試しくださいね。
ちょっと手間がかかる山菜ですがほんと美味しいですよ。
本日の酒肴とポン酒の相性は・・・
★★★★・・・・40点!
山菜の優等生です。
ポちっと ダブルでお願い!!
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