甘いマスク!「純米吟醸 和田来」
参考にさせてもらっている「燻製道士」さんの
ブログ「燻製記」で鶏はむの燻製の記事を
読ませてもらって、久々に「鶏はむ」を作りたくなりました。
「鶏はむ」は数年前、2チャンネルでブレークしたころ、
ちょくちょく作っていたけど、そういえば最近作ってない・・・。
家族には好評だったけど、最後は飽きてきて・・
よく考えれば、これもワンコインでできる
お手軽のポン酒の肴。
久しぶりに作ってみるか!!と
さっそく、いつもの市場をウオーキング!!ありました!!
三重県産、朝ひき鶏の胸肉が590グラムで401円。
ワンコインでお釣りが来ます。
さっそく自宅に帰り、調理にかかります・・
調理と言ってもたいしたことないんですけどね。
とは言え、鶏はむは調理は簡単でも結局・・・・
「はむ状」になるのは2日後・・・・
その日は、仕込みのみです。
ところで、何で鶏はむの「はむ」は「ハム」じゃなくて
「はむ」?なの?って
鶏はむを知らない人には突っ込まれそうですが
ようは、偽者のハムだから「はむ」だそうです。
「ハムもどき」!!ですね。
詳しくは「鶏はむの館」をご覧下さい。
で、その日は、蜂蜜の変わりにオリゴ糖を・・。
(詳しい作り方は「鶏はむの館」参照してね)
オリゴ糖・塩・ブラックペッパーの順にすり込んで
ジップロックに入れて空気抜きをして冷蔵庫に保管。
胸肉が2つあったので1つにはハーブをすり込んでおきました。
2日後、ジップロックから取り出して塩抜きした後、
タコ糸でボンレスハムみたいにくるくる巻いて形成します。
後は、沸騰した湯に入れて再沸騰したら
数時間ほっとくだけなんですが、
一つにはハーブがすり込んであるので
香りが逃げるのが嫌なのと
煮ると鶏肉の旨みがスープに溶け出して
逃げそうなのでラップにくるんでみました。
片方はそのままダイレクトにつけて沸騰させます。
煮汁には、白葱の青い部分とニンニク、生姜を
一かけ潰して入れて香り付けしてあります。
朝、沸騰したその煮汁に掘り込んで
再沸騰したら火を止めて後は夕方取り出すだけです。
(酒恋さんはとりあえず沸騰して3分ほど煮ました)
で、完成したのがこれ!!
ラップに包んでいたほうは、後日燻製にするために
冷蔵庫で熟成です。
本日は、直接煮た方をそのまま味わいます。
スープも塩と胡椒で味付けして、溶き卵を入れて
チキン卵スープにできますよ。
ついでに、本日買ってきた250円の「鰰の干物」を
燻製にしときました。
401円の半分と250円だから450円!
複合技のワンコイン「肴」完成です!
今宵のポン酒は山形県 渡會本店の
「純米吟醸 和田来」です。
まずは冷やして・・・・・・・・・
開封すると優しい柑橘系の香りが漂います。
一口含むとすーっと鼻に抜けていく香りと
ふわ~っと広がるが甘みが良い感じです。
すきっとした甘さの余韻が、香りを忘れさせて
くれて、食中酒としても良い感じ。
少し渋いかな~って思ったけど
旨みがたっぷり感じる、久しぶりに飲んだ
甘いマスクのポン酒ですね。
出来立ての鶏はむをスライスしてお皿に盛り
和田来で一献!なんか贅沢ですね。
鶏はむの出来栄えですが、茹ですぎるとカスカスになるけど
今回はジューシーで非常に出来具合がいいです!
少し塩が効いている感じがしますが、
ブラックペッパーがいかしてるワイルドな酒恋家の味です。
ビール党にはたまらないと思いますよ。
もちろん、ポン酒党にもね!!
自己満足に浸りながら、ゆっくり鶏はむを味わいます。
甘いマスクの和田来がうまい具合に塩辛さを調和してくれます。
彼は包み込むような包容力をお持ちのようです!
良い感じです!!
次に燻製にした鰰と・・・・・・・・・
鰰の燻製・・干し物の塩加減と魚の旨み、
それにスモークが調和して旨いです。
そこに「甘いマスクの和田来」を流し組むと、
口の中で素敵なクインテッドの完成です!
そのまま、ごっくん!!と飲み込むと
「酒恋の旦那!山形は14代だけじゃないですぜ!!」
って、渡會本店の杜氏さんの声が胃の中に響きます。
少しぬる目の燗につけると、しぶみが消えて
包容力が増しますね!
「純米吟醸 和田来」!なかなかやります!
甘いマスクで包容力があるいかしたポン酒です。
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