いにしえの晩酌!「超特選 右近橋」
ここ数日、ほんまええ天気で、びっくりするほど
暖かい日が続いていますね・・・・・
昨日の大阪は16度近くだったみたいで、
ジャンバーなしでも十分でした。
暖かいことは、すごしやすくて良いことなんでしょうが
地球規模で考えたら、非常にまずい事なんでしょうね・・・
冬はやはり、冬らしく寒くなくっちゃ怖いですね・・
温暖化!!
先日の新聞にも、九州地方の米が温暖化のために
質が悪くなってきてると書いてありました・・・・
この調子で行くと、将来、日本の米どころは
北海道!!なんて時代がやってくるかもしれませんね・・・
「お米」と言えば、我が家は、
奈良の知人から直接分けてもらっています。
「ひのひかり」と言う品種で、
冷ご飯にしたときに特に旨さが光ります!
この米も、将来、温暖化で質が悪くなるかも・・
お酒も一緒で、将来日本一の酒どころは北海道!!
なんてことも考えられますね・・・・
そんな事を思うと、悲しくなりますね・・・
地球規模の問題なんで、
一人でどうのこうのできる問題じゃないんですけどね・・
そんな事を考えながら、昨日は、奈良までお米を分けて
もらいに行きました・・・・・・。
今年の米のできも、非常によくて、粒も大きくて
きらきら輝いています。
白菜、水菜、大根、かぶら、はっさく、ねぎ・・・
沢山お土産をもらって、帰宅しようとしたんですが
ぽかぽか陽気の奈良の街を少しドライブしたくなって
うろうろしていると、いつの間にか高松塚古墳のある、
明日香村・・・・・・・・
ここは、亀石、鬼の雪隠、鬼の俎 石舞台等、不思議な石や
高松塚古墳やキトラ古墳・・・・・・・
歴史とロマン一杯の村・・・・・・・
中央集権律令国家の誕生の地である事から
「日本の心の故郷」とよくいわれいます・・。
ちょこっと見て回ろうかな?っと駐車場に入れて
ふと前を見ると、「脇本酒造」 って看板があるじゃないですか!
「脇本酒造」って言えば、
「右近橋 日本一小さな蔵の酒造り」 というブログの蔵元さん。
こんなところにあったんだ!!(ほんと偶然です!)
で、歴史と太古のロマンめぐりはやめて
急遽、脇本酒造さんにお邪魔する事に・・・・
坂を少し登ったところが蔵の入り口。
歴史を感じる旧家で、時が止まっているような
家具や置物が、明日香村らしさを感じます。
玄関には直売所があり
蔵のお酒も利かせてくれます。
ここを訪れた有名人のサインも沢山・・・・
その日はタイミング悪く、搾りの真っ最中で
蔵元(杜氏)さんとはお話できませんでしたが
変わりに、奥さんが親切に対応してくださって
写真だけ撮らせてもらいました。
そしてお勧めの「超特選 右近橋」を購入。
残念ながら、新酒は売り切れでした・・・・
右近橋・・・・さてどんな味なんだろう・・・
飛鳥川の源流水で仕込まれた
いしにえからこの地に伝わる歴史とロマンの味・・
わくわくしますね~。
帰宅途中、目に付く「柿の葉寿司」の看板・・・
柿の葉寿司と言えば、「奈良」の名物。
一口大の酢飯に鯖や鮭などの切り身と合わせ、
柿の葉で包んで押しをかけたすし。
柿の葉には殺菌作用があると言われ、
その葉に巻くことで、保存を効かせた先人の知恵。
やはり、奈良の酒には奈良の名物が一番かな?!
右近橋と柿の葉寿司の組み合わせでいただいてみよう!
シャケ3個 鯖4個の計7つセットを購入。
なんとも中途半端な数だけども、
これでセットなんだから仕方がない・・。
帰宅して、さっそく、右近橋を冷で一献・・・
立ち香は、穏やかで、すっきり。
一口ふくむと、米の旨みがどしっりと膨らみ
いつまでも余韻が残ってる感じ・・・・。
なんとなく甘く、酸味はあまり感じない・・・
柿の葉寿司をほうばる・・・・
押し寿司ならではの硬めの口当たりが、嬉しい。
酢飯の酸味と魚の旨みが、右近橋と調和し
相性はなかなかのもの。
特に、鯖の方が、口の中でのコンビネーションは
よかったですね!!
鯖の脂っぽさに負けない、太い味。
いつも飲んでる、最近、流行のポン酒の味とは違い、
どこか懐かしい、いにしえのポン酒って感じですね・・・・・
昨日は、燗で飲まなかったんですが、
絶対、燗のほうがよさそうです・・。
「超特選 右近橋」は、
「いにしえの晩酌!!」
この地に伝わる歴史とロマンを思い浮かべながら
今宵、一献してみてはいかがです?!
ポちっと お願い!!
↓ ↓
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