旨いポン酒が飲める店

旨い魚と純米酒 彩櫻(さいおう)

「ぽん酒と肴が旨いええ店あるで〜!」と聞くと

ついつい飛んでいってしまうしまう酒恋さん・・。

今回も先輩から我孫子(あびこ)に日本酒好きの

変態マスターがいる面白いお店があるから行ってみたら?と

紹介され行ってきました。

我孫子と言うと大阪の南の端でけっこうローカルな地域、

でも難波から地下鉄で15分ほどで行けるので意外と近い。

駅周辺は昔から旨い店が多く、通な飲兵衛が多いところ。

そんな我孫子にあるのが

「旨い魚と純米酒 彩櫻(さいおう)」

Dsc00715

入り口に鍋島の暖簾がかかっているのですぐにわかります。

玄関を入ると目の前にカウンターがあり

そしてこだわりの日本酒が並んだリーチインが目を引きます。

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奥には座敷がありキャパは全部で30人ぐらいかな。

店内のいたるところにポン酒のラベルやまいかけなどが

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飾ってあり、マスターのポン酒好き度が伺えます。

カウンターに座らせてもらいトリビーをオーダー。

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前に貼ってある魚の煮付けの写真を見ながら飲んでると

お通しが登場。

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なんとお通しにポン酒がセットされています。

実はこの彩櫻さんでは突き出しにお猪口一杯の純米酒が

セットされてあるんです。

この日は来福でした。

これが一緒にあわされてるホタルイカやお浸しにピッたし!

さすがに魚とポン酒にこだわってるお店だけありますね。

さ、肴をオーダーしますよ。

写真の魚の煮付けがむちゃくちゃ旨そうなので

まずはお勧め特大のガシラの刺身と煮つけを。

そしてレンコン焼き〆鯖豚バラの煮込みをオーダー。

最初に登場したのが〆鯖

Dsc00722

刺身に近いほんのりとした〆加減で酒恋さん好み!

いいですね~。

この鯖を食べたくてわざわざ遠方から来る方も

いらっしゃるとか!?

続いて・・・

キンキンに冷やされた器に盛り付けられたガシラの刺身、

Dsc00724

たまりませんな〜。

わさびが乗ってないのは本山葵を自分で摩り下ろす

システムだからです。

Dsc00725

飲兵衛は山葵だけでも肴になります。(笑)

ポン酒は寳劔の純米吟醸

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広島の暴れん坊!土井鉄が醸すポン酒。

ふくよかな味わいの中に切れがあって

ガシラの刺身とぴったり!

たまらん旨さでした。

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レンコンの焼きには鍋島が良かった〜

Dsc00726_2

冷たいポン酒を楽しんでるところにガシラの煮付が登場。

Dsc00728

甘辛く煮付けられたガシラとその出汁を吸った

豆腐と白ねぎがこれまたたまらん!

これにはやはり燗酒を。

おかみさんにおすすめのお燗をお願いすると

出てきたのは王祿

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良い温度につけてくれてます!

豚バラの煮込みも登場。

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温泉卵が良い仕事してます。

肉がとろとろで甘めの出汁が絡み

これ絶品のうまさでした。

これはポン酒より焼酎に合いますね。

この彩櫻さんにはこだわりの焼酎も沢山あります。

焼酎党さんも是非!

そうこうしているうちにお店が満席・・・

さすが人気店!

ほんとは笑顔が素的なマスター 田中 暁さんと

Dsc00732

いろいろポン酒談義をしたかったのですが

ひたすら料理を作っておられて今日は無理そう・・。

今度またお邪魔すると言うことでお楽しみは後日。

最後に九郎衛門をいただいてお店を後に。

Dsc00731

近いうちにまた行くつもりです。

ポン酒は1合じゃなくてハーフ90前後?でもOKです。

旨い魚と純米酒 彩櫻 sai-ou
TEL 06(6696)5318
住所 大阪市住吉区苅田7-10-15 
営業 Dinner 17:00〜24:00(Lo 23:00)
定休日 不定休
地下鉄御堂筋線 あびこ駅徒歩3分

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本年初外飲みもやはり「ひでぞう難波」

昨日は我社の新年会・・・・・・・・

某ホテルでてっちりコースでした。

普段なら「いいね~!てっちり!」って感じなんですが

さすがに正月に河豚をいただいたばかり・・。

それにホテルのポン酢がいまいち口に合わなかったし

ポン酒が大手ブランド・・・・・・・・・

それもスーパーのパック酒クラス・・・。

さすがにあまり好きじゃない味わいのものだったので、

本日の会費5000円は我社に支払う税金と思い、

食べるのもそこそこ、飲むのもそこそこにして

ひたすら宴が終わるのを願い、

心はすでにここにはあらず。

あ~旨いポン酒が早く飲みて~ぇ!とひでぞうの店内が

目に浮かぶ・・・・。

2時間経過・・・・・・終宴!!

仲間達が二次会はカラオケに行く!!と

盛り上がってるのを尻目に飲兵衛親父は

さっさと退散してひでぞうに一直線。

Gennkan_2

ちょっと開店より早く到着してしまったけど

Hodezou17ji

マスターの芳賀さんに無理を言って入れてもらいました。

Hagasann

今日は1月6日それも日曜日。

年始の日曜日に営業していると言う神みたいなお店です

ちなみに・・
営業時間は17時~
定休日は水曜日
です。

まだ準備中だったので、看板娘のメイちゃんが

お勧めのポン酒メニューを手書きで作成中でした。

Tegaki

しかしうまいこと書くもんだわ・・・

肴のメニューも毎日手書きです。

6menyu

余談ですがこのメイちゃん・・・

実はおいらの高校の後輩だと知りちょっとびっくり!!

これで余計に親近感がわきました。

恋愛に発展しないかなぁ・・・  嘘

さてカウンターに陣取り、まずは山梨県青煌純米500万石

Seikou500

青煌はこのひでぞう難波店のポン酒の中でも

レギュラーメンバー!!

つるばら酵母を使った女性に人気のポン酒ですが

居酒屋でなかなか飲めるところが少ないです。

でもここに来るといつでも飲むことができます。

紘一郎杜氏!!

次回大阪に来た時は絶対に訪問してくださいね。

Dsc09621_2

お店の準備が整ったところでまずは当然刺身盛をオーダー

Sasimimori2

いつものように美しく盛り付けられています。

1月6日と言えばまだ漁がはじまったばかり・・・

良い魚なんて手に入りづらい時期です。

それでもカンパチ、イカ、ひらめ、えんがわ、まぐろ、タコと

よくいかって新鮮そのものでした。

タコの入っている器にはオニオンときゅうり、人参の

スライスが入ってあってミニサラダになっています。

これもしっかり酒の肴になるからお得です!

Takosita

あ!前回のブログで書き忘れましたが・・・

ひでぞうは刺身の中でも特にマグロにこだわっていて

良いものを安く食べれます。

今回は島根県の定置網にかかった本マグロです。

さすがに大間の1億円のマグロには負けますが

ここに来たらマグロは絶対に食べなきゃ損ですよ。

さて次のポン酒は・・・・・

愛媛県成龍酒造 加儀屋 SERYO ORION 星空純米

Hosizora

これ飲みたかったんです。

入荷数が少なく、某酒屋さんに予約してたのに

忘れられて売られちゃった・・・

でもここで飲めて納得!

肴はカンパチの柚香焼き・・・

Yuuann

幽庵焼きの柚子入りバージョンだと思うのですが

甘みと旨みがこの星空純米にピッ足しでした。

この日の酒と肴でベストマッチな組み合わせですね。

付けあわせの昆布とおじゃこも良い肴でした。

次に飲んだのが、新潟県猪又酒造 純米 月不見の池

Tukifumi

初めて知った蔵元さんでしたが、

星空を飲んだ後だから今度は月を!と言う発想からオーダー。

この酒名、月が見れない池!と言う意味なんでしょうか・・

それとも水面に月が写らないことがないほど美しい池!

と言う意味なんでしょうか?

ちょっとググってみると・・・・ありました・・。

藤の名所。巨岩が池を取り囲み、
樹木に絡みついた藤づるに覆われ、
池に映る月の姿が容易に見えないことから
月不見の池と名づけられたと伝えられ
荘厳な雰囲気をかもしだしています・・・
だそうです。

不思議な酒名ですね。

そして最後に飲んだのが・・・・・

栃木県富川酒造 特別純米 富美川

Tomi

今日飲んだ中で一番甘く感じました。

これにはブルーチーズとハチミツのピザが良く合いました。

Photo

ブルーチーズにハチミツと言う意外な?!組み合わせ。

ブールーチーズの独特な香にハチミツの甘みが癖にりそう。

ほんと不思議な味わいですが、これがポン酒と合うんです。

さすがに今日はこの辺でお腹が一杯・・・・・・・・・

田舎風パテとか牛筋の赤ワイン煮とかまだまだ食べたい

メニューが沢山あるんですが楽しみは今度!と言うことで

これでお会計・・・・ご馳走様でした。

本日2990円!!このレベルでこの値段!ほんとお得です。

さて次はいつ行こうかな?!

目標は全メニュー制覇です。


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新鋭の立ち飲み!ひでぞう難波店オープン!

とうとう大晦日!

今年も沢山飲みました

また来年も美味しい日本酒を飲み倒すつもりです。

そのためにも健康を保たなければ

来年の目標は年間1500キロのランニング!

とりあえず走りますわ。

さて大晦日のこんな時間にラストブログ・・・

世間ではすでに飲んで、食って、カウントダウン・・てな

時間なんでもう読んでもらえないかもしれないけど

どうしても今年中にUPしておきたかった浪花の立ち飲みの

ニューフェイスのご紹介。

12月9日にオープンしたひでぞう難波店

Gennkan_2

たぶん来年には沢山のグルメ雑誌なんかに

取り上げられるんじゃないでしょうか!?

ブレーク間違いなしのお店です。

このお店は酒恋さんが今一番はまってる

居酒屋「ひでぞう」の三号店。

本店同様に魚が旨いんです。

そしてめちゃくちゃ安いし、ポン酒も沢山!

Photo

すでに酒恋さんは開店から4回も行ってしまい

本店よりはまってます

キャパは50人ぐらい・・・。

大きなカウンターとテーブルが数個。

Tenai

立ち飲みとしてはかなり広い店内です。

料理は魚料理のほかに洋食も!

Menyu_2

実はこのお店のマスター芳賀さんは

フレンチ?の料理人だったとか。

Hagasann

めちゃくちゃ気さくなマスターです。

なんかアパレルの店長の方が似合いそうな感じですが

でも料理にはかなりこだわりを持っていて

根っからの料理人!って感じですよ。

その料理です。

まずやっぱりこのお店に来たら是非オーダーしてほしいのが

刺身盛り合わせ

Sasimimori_2

値段は650円!

お店のメニューで一番高い値段ですが

すべて2切れずつ入っていて2人で楽しめます。

定番のマグロやイカ、カンパチのほかに

珍しいアナゴなんかが入っていたり・・・・。

魚好きなら食べたらこの内容でこの値段!?と

きっと驚かされると思いますよ。

そして次にオーダーしてほしいのがポテサラ

Potesara_2

ボリューム満点!旨い!しかも200円!

安いからと器も安いものを使用してるかというと

そうじゃないんです。

手作りの焼き物やお洒落なガラス製の器を使用して

やすかろう、わるかろう・・という言葉はまったくなしです。

ここにこの店のポリシーすべてが感じられますね。

余談ですが・・

このポテサラと刺身盛で十分お腹は満足!

合計850円です。

それだけボリュームが満点なんですよ。

他のメニューを見てみると・・

鯵の塩焼きなんて鯵の横に付いた器の中に自家製塩辛が!

Aji

Ikasio

鯵だけで旨いのに自家製塩辛がついて300円!

ほんまこんな値段でええの?って

マスターに聞いたぐらいです。

家で食うより安いぐらい。

だからついつい通ってしまうんですよね

次はマスター自慢の洋食の紹介・・

きのこのキッシュ

Kisyu

立ち飲みでキッシュってめちゃお洒落です。

鴨のもも肉コンフィー

Kamo

カリっと焼かれて中がジューシー!付け合せの豆も旨い!

変わったところでハチノス、豚足、ミノの揚げ春巻き

Hatinosuharumaki_2

当然・・ハチノスって牛の内臓です。

でもそれと豚足、ミノで春巻き!!って・・

しかしこれが「ど絶!」。

ポン酒でも不思議と合うんです。

こんなメニューを食べると

立ち飲みに来たことが完全に脳みそから消去ですわ

洋食だけじゃなく和食もレベル高いです。

Nimono

美しく盛り付けられた煮物・・・

サトイモに染み込んだ出汁がなんともいえない酒欲を

そそります

だからポン酒が進みます。

亀の海

Kame

町田・・・

Matida

願人・・

Negai

 

房島屋

Boujima

祐村・・

Yuumura

そして青煌・・

Seikou

ポン酒の種類が豊富なのでついつい

いろいろ飲みたくなります・・

リーチインのすべてを飲みたくなりますね~。

ほんとこれだけレベルが高い立ち飲みはなかなかないですよ。

すごい立ち飲みができたものです。

魚屋ひでそう 立ち呑み店
大阪市中央区難波千日前9-1
現在電話はマスターの携帯なんで
掲載しないでおきます。

PS  今年もこんな飲兵衛のブログを
    愛読?!(笑)していただき感謝しております。
    かなりパワーダウンしてるとお叱りをうけることも
    ありますが・・・・・・・、来年は再度気合を入れなおして
    頑張りますのでなにとぞご贔屓に!
    それでは皆様良いお年をお迎えください。










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フレンチで日本酒!ラビーニュ最高!

その日・・・・・・

朝からそわそわして落ち着かない。

胸のあたりがなんとなくもやもやと暖かく、

頭の中がふわふわとした気分と言ったほうがいいのだろうか?!

彼女と会うときはいつもこんな気持ちになる。

青く染まった胸のキャンパスに文字を描くとするなら

甘酸っぱい・・嬉しい・・切ない・・。

こんな文字か浮かぶ・・。

彼女の名はキャシー

学生時代の同級生。

小柄でくりっとした瞳が印象的で笑うと菊池桃子を彷彿させる。

当時はクラスのアイドルだった。

クラスではあまり目立たないおいらだったが

こっそりと彼女に恋焦がれ心をときめかせた一人だった。

何度も告白しようか思ったけど臆病なので結局はできず。

切なくて心が張り裂けそうになった夜・・

母親に

「銭湯に行ってくるわ!」と言い残し・・・

ありったけの10円玉を握り締め公衆電話に

走ったこともあったっけ。

結局彼女の家のダイヤルを回すことはできなかったけど・・

文化祭のファイアーストームでフォークダンス・・・・

そのとき初めて握った彼女の手がいまだに忘れられない。

そんなキャシーと卒業してひょんなきっかけで偶然再会。

この世に神はいるものだ。

ちょっと大人になったおいらは勇気を出してディナーのお誘い。

困惑気味の彼女だったがOKの返事をもらい

以来、年に1~2度食事をする間柄に。

ただしキャシーはそんな昔のおいらの思いなんて

知る由もなし・・。

そんなキャシーと19時に日航ホテル前で待ち合わせ。

そのホテルの裏側にとびっきりのフレンチお店があるのだ。

今日はそのお店で少し遅れた彼女のお誕生日のお祝いである。

19時にはまだ30分前・・

待ち合わせのホテル前で彼女の靴音を探す。

会いたい気持ちが刻む時計の音を遅く感じさせる・・。

まだまだ約束の時間にはほど遠い・・

約束時間ちょうど・・

帰宅途中のサラリーマンが往来するその影に

彼女の笑顔を発見。

泉が沸いたように乾いた心が潤う。

「ミッキー!!待った?」

彼女はおいらのことをミッキーと呼ぶ。

「ううん・・キャシー、今来たところさ!」

30分前から待ってたなんてけっして言わないおいら・・。

今来たように笑顔でふるまう。

ほどなくお店の方向に・・。

ほんとうは肩を並べ手をつなぎ歩きたいのだけれど

少しキャシーの前を歩きながらよそよそしく店に向かう。

数分歩くとそこにはミニエッフェル塔

Dsc00048

このお店の目印だ。

お店の名前は「ラ・ヴィーニュ (La Vigne)」

さりげなく、さりとてアットホームで存在感がある

知る人ぞ知る隠れ家的なフレンチのお店。

Dsc00049

大切な人との時間、特別な日には是非覚ええておきたい

素敵なお店。

専用階段を降りて玄関に向かう。

いつもキャシーを連れて行くお店はお洒落度を意識して

選んでるつもりだけれどどことなしに親父のにおい・・。

センスのないおいら・・。

そんなお店にしか連れていったことがないのだ。

でも、今日こそは!

お店に入った瞬間キャシーの顔がほころぶ。

Dsc00064

ひゃっほ~ぉ!!

今回は名誉挽回??!!

それともキャシーの顔がほころんだ理由は

出迎えてくださったシェフが半端じゃない

男前だからかな・・・(涙)

Dsc00063

シェフの小田桐大輔さん。

男が嫉妬するぐらい男前シェフ。

その小田桐シェフに案内されて奥のテーブル席に腰をおろす。

実は本日はキャシーの誕生日のお祝い・・

その旨を告げるとシェフがお勧めのコースをセレクト。

コース内容の変更も好き嫌いが意外と多い

キャシーのオーダーを笑顔で快諾。

しばらくしてオードブルが登場・・。

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料理のレイアウト、ルックスがなんとも美しい。

お皿にさり気なく散らされてるソースがお洒落度満開。

ホワイトコーンのスープ、サーモンのテリーヌ、

ヒラメのカルパッチョ、生ハムのサラダ・・・。

ホワイトコーンの冷製スープが美味すぎてたまらん。

しかし・・・

確かに素敵な料理だけれど飲むアルコールとなると

フランス料理にはやはりワインかな・・

キャシーは当然ワインをオーダー。

シェフおすすめのドイツワイン。

でもポン酒好きなおいらはやっぱりポン酒が飲みたい・・・。

さすがにフレンチのお店にはポン酒があっても

おいらのようなポン酒変態が好む地酒なんてないだろう・・

そう思いながらシェフに地酒ありますか??と

おそるおそる聞いてみると

「おいしい地酒がたくさんありますよ!」と笑顔。

その笑顔をみておいらも満面の笑顔。

実はこのラビーニュ、おいしいポン酒も飲めるんです。

シェフの小田桐さんは休みになるといろんな蔵元さんに行って

利き酒をするぐらいの大の日本酒ファン。

このラビーニュでも年に数回、フレンチとポン酒の会が

開催されているんです。

「じゃ、料理に合わせてシェフお勧めのポン酒お願いします!」

とオーダーするとオードブルにセレクトしてくださったのは

山鶴の純米大吟醸

Img_0416

ワイングラスに入って登場するのがさすがフレンチお店です。

その山鶴・・

ほんのり香る麹花の香りが料理と絶妙にマッチ。

奥行きのある味わいもぴったりです。

しかし今日はキャシーのお誕生日。

ポン酒と料理の相性にうつつをぬかすのはご法度。

飲兵衛に変身しないように素敵な会話で

エスコートしなければ・・。。

キャシーもワインと素敵な料理に今のところご満悦の様子。

次の料理の前に自家製パンで軽くお口直し。

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このパン、とっても素朴な味わい。

でも小麦の旨さがしっかり詰まった本格的な

ベーカーリーの味わい。

思わずお変わり・・・

続いてホタテ貝のスフレ仕立て。

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まさかこれがホタテ貝なんて!?

見た目じゃまったくわかりません・・

一口食べると貝の旨みが口一杯にひろがりまさしくホタテ。

でも食感がいつものホタテとまったく違う。

ふわふわさくさく!!

それもそのはず、ホタテをムース状にして卵と和えて

オーブン?で焼いてあるそうです。

これ「ど絶!」の旨さです。

そしてホタテにあわされているブールブランソース。

これが酒欲をそそります。

こんな食感と味わいのホタテは生まれて初めて食べました。

と言うかおっさんの行く居酒屋ではけっして味わえない一品。

シェフがセレクトしてくれた七本槍の純米酒と絶妙!

Img_0421

すいすい飲めます。

だんだんいつもの飲兵衛に変身しつつあるおいら・・・

続いてメインのシャラン産仔鴨のアーモンド衣焼き

Dsc00056

ソースは赤ワインベース。

味わいはまるで牛肉のよう。

本来ならばやはり赤ワインが似合うのだろうけど

シェフのセレクトで月の桂 純米

Img_0422

どうしても京都のお酒と言うのは女酒をイメージしてしまう・・。

でもこの月の桂 純米。

どしっとしてこの仔鴨のアーモンド衣焼きと絶妙のマリアージュ。

邪魔することなく、しかしけっして負けてない味わい。

シェフのセレクトはさすがだ。

あまりのベストマッチに飲兵衛の本性が出始めたおいらは

ポン酒の追加オーダー。

運ばれてきたのは都美人 雲のごとく

Dsc00057

「どしっとした山廃」と言う感じではないけれど

旨みとコク、そして深みはさすが山廃。

冷たく頂いたが燗も是非飲んでみたい味わい。

適度な酸が赤ワインソースとうまく絡む。

ここまでくるとキャシーとの会話よりも

小田桐シェフとのポン酒談話が弾んでしまう・・。

おー!!キャシーごめんよ・・・

これが飲兵衛の性なんだ・・。

でも、そんな雰囲気を察知した小田桐シェフ。

キャシーを退屈させないように絶妙なエスコート。

さすが!気遣いもプロだ。

いつもはあまり飲まないキャシーだが

ついつい2杯目のワインを。

彼女の顔がいつもよりも艶ぽく感じる。

いいね~!!

そしてころあいをみて

キャシーのお誕生日をお祝いするメッセージが書かれた

素敵なお皿がテーブルに。

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キュートに「Bon anniversary」と書かれたお皿には

美しくデザートが飾られている。

「Bon anniversary」・・特別な記念日??!!

直訳するとこんな感じになるのだろうか?

歳を重ねたキャシーにはハッピーバースデイよりも

大人ぽくて良い言葉だ。

さすがにこのお皿が出てきたらポン酒の追加オーダーは

NGだろう・・・

その後はおいしいデザートをゆっくり堪能して

2時間半ほどのBon anniversaryは終了。

お店を後に。

いつまでも2人を見送ってくださる小田桐シェフ。

気遣いと優しさが素晴らしい。

小田桐シェフ、本日はいろいろありがとうございました!

でもキャシーが小田桐シェフに惚れたら困るなぁ。

そんな事を考えながら行きしと同じように

互い違いに並び駅への道に。

でも途中・・

急に車が飛び出してきたのであわててキャシーの手を握る。

すぐに離したが数十年前のフォークダンスの思い出が

脳裏をよぎる・・。

神はやはりいるものだ

キャシーは何事もなかった表情でまた歩き出す。

数分後、駅に到着。

「じゃ~、またね!」とキャシー。

その後ろ姿を見送るおいら。

あ・・今日もプラトニックで終わってしまった・・。

でもそんなおいらがおいらは好きだ。

悔しいからもう一軒!!

愛する日本酒をがっつり飲んで日本酒を抱いてやる。

やっぱし・・・おいらにはポン酒が一番だ。

最後まで読んでくださったあなた!!

おおきに!!

この物語は一部フィクション。
でもお店、料理、お酒、そして小田桐さんは本物です!!

【ラビーニュ La Vigne】

住所   大阪府大阪市中央区西心斎橋1-10-3 
          エースビルB1F
電話番号 06-6251-1630
営業時間 11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~02:00(L.O.01:30)
定休日  無休 (年末年始除く)
アクセス 地下鉄御堂筋線心斎橋駅 8番出口 徒歩1分
          /長堀鶴見緑地線心斎橋駅 8番出口 徒歩1分 

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あじわい酒房 あずまでアニキ伝説

先日、栃木県松井酒造の松井宣孝杜氏

江坂で酒の会を開催するために来阪。

松井杜氏と言えば今年の日本酒甲子園での

熱い選手宣誓が忘れられません。

日本酒甲子園の後も大阪DEEPツアーでご一緒し

松井杜氏のひととなりが大好きになった酒恋さん。

じゃぁ、その前に是非飲みましょう!と

南森町の名店「あじわい酒房 あずま 天満宮店」へ。

Photo_2

そしてこの日を境に松井杜氏のことを酒恋さん達は

酒造会のアニキと呼ぶことになったんです。

あじわい酒房 あずま 天満宮店といえば

トークが楽しい名物親父さんがいるのでも有名。

一人で行っても絶対に退屈しないお店です。

料理の方も、鶏、魚料理・・・どれも抜群の旨さです。

それに焼酎、ぽん酒の種類が半端じゃないです。

焼酎はあらかじめ前割りしてくれているので

非常にまろやかな水割りが楽しめます。

ぽん酒は珍しい銘柄が沢山!

いつも満員なんで行くなら予約がベターです。

さて、店に着くと席には怪しい後姿。

奈良からセント君が(笑)先に到着し

座ってすでにビール飲んでました。

セント君というのは酒の会の名司会者マーキーさんです。

席に座り三人で改めて再会の杯。

まずはトリビー。

そして刺身盛りをオーダー。

Photo_3

つきだしは万願寺、チャンジャとクリームチーズ、

そして少し甘めに炊かれたあさりの煮物。

このあさりの煮物がど絶!!

この作り方教えてほしいです。

程よくして刺身盛が登場。

Matukoto

美しく皿に盛られたその容姿はまるで芸実品!

箸をつけるのがもったいない気がします。

当然、ここからはポン酒三昧。

やはり最初は松の寿 雄町

松井杜氏の渾身の1本です。

松の寿 雄町と刺身のコラボを楽しんでるところに

此花区の小林酒店小林さんが登場。

これで面子が揃いました。

今日は4人で一献です。

そこから飲む飲む!

広島県金光酒造賀茂金秀

Kamokin

山口県はつもみじ株 原田

Harada

福井県常山酒造 常山

Jyouzan

広島県亀齢酒造亀齢

Kame

旨い酒が豊富で何を飲もうかついつい迷ってしまいます。

肴は出し巻き

Dasimaki

ぽん尻塩焼き(とりの臀部)

Ponnjiri

Sasami

アボガドの天ぷら

Abogado

うなぎの蒲焼

Unagi

兵頭ナマス

Namasu

あずま自慢の西京焼き。味噌がめちゃ旨い!

Saikyou

そしてささみ煎餅

Torikara

ささみを叩いて伸ばして味付けして揚げたもの。

どれもこれもさすがポン酒と相性抜群です。

時より親父さんも参加し

業界裏話やおもしろエピソードなど楽しいトーク。

Oyaji

話も佳境に入り、ここからアニキ伝説・・・

年間に何十回となく日本酒のイベントに参加している

松井杜氏。

その中で最近は若き蔵人さん、杜氏さんが増えてきて

日本酒蔵の世代交代を感じるそうです。

下野杜氏第一号、そして熱血漢であり信頼感もある松井杜氏。

40代そこそこの年齢でもあり若き蔵人さんや杜氏さんからは

アニキみたいに感じるのでしょう。

そんな若き蔵人さんや杜氏さんからいろいろ酒造りに関して

質問されたり相談されたりするのは当然のことです。

相談されると自分が経験してきたこと

苦労したこと、成功したこと失敗したことなどを

惜しみなく伝えるそうで

これからもそんな若き杜氏さん蔵元さんに

少しでも役に立つのなら相談に乗ってあげたい!

いろいろ伝えていってあげたい!

そして自分の酒造りももっとレベルUPして

若い蔵人さん達と切磋琢磨し美味しい酒を造りたい!

日本酒を守って行きたい!

と熱く語ってくれたんです。

Matuitouji

さすが熱血松井杜氏らしい言葉です。

それを聞いていた酒恋さんとマーキーさん。

「まさにアニキの言葉!これから酒造会のアニキ!」

呼ばせてもらいます!と勝手に命名したわけです。

これがアニキ誕生の瞬間なのでした。

阪神のアニキは今年引退しましたが

酒造会のアニキはまだまだこれからが現役!

応援しまっせ!松井アニキ

その後も而今・・

Jikon

そして新潟の名酒 越乃寒梅の燗。

Kanbai

久しぶりに飲みましたがほっとする味わい。

こんな感じで飲みまくり・・・

でもこのあずまで飲むポン酒は同じポン酒を飲んでも

他の店よりうまく感じるんです。

それはきっちりしたお酒の管理はもちろんですが

一番はこのグラスに秘密があるようです。

Usuhari

うす張りグラス・

抜群の口当たりですいすい飲めちゃうんですよ。

ポン酒は飲む器も大切ですね。

最後にこれまた久しぶりの焼酎・・・

桜井のおまち

Photo_4

かけまいにおまちを使った芋焼酎です。

焼酎もやっぱりうまいですね。

やっぱり和酒は最高です。

時刻は22時30分・・・・

19時に入店してあっという間の3時間半。

ほんとがっつり飲んで、熱く語りました

でも、とってもパワーをもらったような

気持ちの良い飲みでした。

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煌け青煌!金生の会

最近、家飲み記事がありません・・・。

実はほとんど家で夕飯を食べてないのです(汗)

そろそろ普通の生活に戻りたい今日この頃です(笑)

さて、今回も家飲みじゃなく・・・・・・・・・

先週おこなわれた酒仙房「金生」別館 祥月(しょうげつ)

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での山梨県武の井酒造の会の模様を・・。

大阪市此花区にある酒仙房「金生」・・・・。

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食通なら知る人ぞ知る名店です。

その別館 祥月はお茶の会やお祝い事に使われる隠し部屋。

一歩中に入ると敷石に和傘・・

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そして茶室とまるで千利休がそこに微笑んでいそうな佇まい。

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その2階にある和室が今回の武の井酒造酒の会の会場です。

会場は兜や大石内蔵助作の掛け軸、江戸の頃の酒器など

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歴史的な貴重品も飾られ、

和のオーラが吹き出ています。

今回で3度目なんですが

こんなところで酒会を開かせてもらえるなんて

金生マスターに感謝です。

すでにプレミアムな酒会になりつつある金生祥月の会。

例年通り参加定員は20名。

昨年定員オーバーで参加できなくて

今年こそは!と言う方や

イケメン杜氏の清水紘一郎さんが来ると言うことで

紘一郎さん狙いの???(笑)女性や

つるばらと言う花酵母を使って醸した珍しいお酒でもあるため

あっという間に定員に達してしまいました。

参加できなかった方、申し訳ないです・・。

さて会は例年同様、料理とお酒のコラボを楽しむと言うコンセプト。

お茶の先生でもある金生マスターのお料理と

武の井酒造の「青煌(せいこう)」のコラボはいかに!

まずは山梨県武の井酒造のラインナップ

青煌 純米酒 美山錦65% 火入れ
青煌 純米生原酒 辛口+10 美山錦65% 
青煌 純米生原酒 にごり 出羽の里65%
青煌 純米酒 五百万石60%
青煌 純米吟醸 雄町50%
青煌 純米吟醸 袋吊生原酒 雄町50%
青煌 純米大吟醸 愛山40%

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この7種類

青煌ブランドは武の井酒造の中でも

特に味わいに拘った特別な銘柄。

40石しか造られていません・・・

と言うより、たった一人で清水紘一郎杜氏

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米の買い付けから酒造り、販売、出荷をやっているので

40石しか造ることができないんです。

仕込み水である八ヶ岳の伏流水が青く煌いているところから

酒名を青煌と名付けたそうです。

変わってお料理の紹介・・

料理のテーマは「茶懐石と精進料理」

すべて出来立てが順次運ばれてきます。

まずは、絹こし豆腐と木綿豆腐の中間あたりの食感で

それをお出汁に数日漬けて味付けした自家製豆腐

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醤油も何もいりません。

生姜の香りが利いて良い感じです。

次は筍の黄身酢和え

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そしてピンボケですが、お刺身

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蒸しあわびと活け鯛です。

きゅうり降ろし、そこに加減醤油をかけていただきます。

加減醤油とは鰹・昆布だしにレモンを搾り、

薄口醤油で味を整えたもの。

刺身の醤油はさすがに飲めないけど、

この加減醤油は最後に飲み干すことができます。

鯛の風味が移り、これもまたおつな味わいです。

ひじょうにさっぱりしてこれが吟醸酒にはぴったりです!

焼き魚は・・・・

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鱸、そっと置かれたはじかみが和食を感じさせます。

お口直しの筍のお吸い物・・

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玉ねぎの素焼きにがんもの煮もの・・

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しろ和え・・・

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サトイモとこうやの煮物(色合いが綺麗です)・・・

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蛸とモズクの酢の物

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どれも器と盛り付けが美しい!!

ちゃんと料理をお膳に置く向きも決まっていて

これが贅沢な気分にさせてくれんです。

最後は・・・・・

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じゃこと野沢菜のお茶漬け。

9品の肴と〆のお茶漬け。

すごいボリュームでしょう!

でもほとんどの人が完食なんです。

それもそのはず!

青煌がこの料理にぴったりマッチした食中だからです。

会は杜氏の清水紘一郎さんの挨拶でスタート。

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主催者である小林酒店専務取締役 小林秀行氏

音頭により青煌 純米大吟醸 愛山40%で乾杯。

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煌く青が素敵で贅沢すぎる味わいの一本です。

後は、今回のラインナップを杜氏が順次紹介しながら

参加者に注いでいき、

料理とのコラボを楽しんでもらいました。

参加者も出てる来る料理の美しさ、

そして青煌との相性の良さに大満足。

料理では一品ずつ違う味わいの出しの旨さに

みな感動されていました。

青煌では純米吟醸 雄町50%が特に人気で

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あっという間になくなっていました。

マスターも今までの会よりも特に手ごたえを感じる会で

あったとおっしゃってました。

来年も青煌で決まりかもしれませんね。

途中、大名気分を味わおうと江戸時代の朱塗りの大きな杯で

全員で回しのみ。

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20人の間接キス大会です(笑)

そして長身で独身、イケメンの杜氏との2ショット大会。

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誠実で人柄も良い清水紘一郎杜氏。

大人気です。

もしかしたら未来の嫁さんになる人がいたりして(笑)

最後は数字あてゲーム。

1~20までの数字で好きな数字を杜氏が3つと

参加者が1つ選び・・・・・

お互いわからないように紙に記入。

それが一致したら純米吟醸雄町がもらえると言う

インスピレーションゲーム。

3名の方が純米吟醸雄町の4合瓶をゲットして

コニコ顔でした。

中でも雄町狂の女性もっちんさんの執念のゲットには

みんなびっくりでした。

透視の術が使える魔女ではないかと言うもっぱらの評判でした(笑)

会は3時間・・・

泥酔者もなく、ほんとうに美味しくて楽しいひと時。

持ち込んだお酒もほとんど残らず完飲となり

非常にバランスの良い会となりました。

さすが名店酒仙房「金生」。

特殊な素材などを使わず、素朴な素材で見事なお料理。

マスターありがとうございました。

そして武の井酒造青煌の素晴らしさ!

つるバラ酵母は茶懐石や精進料理とぴったりです。

紘一郎杜氏!来年も今年以上のお酒をたのんます!

PS

この記事を読まれた方で興味を持たれた方は

是非、来年参加してみてください。

会費は5000円です。(来年はわかりません・・)

でも、料理とお酒の質、そしてお部屋のことを考えると

萬コロの値打ちがあると思いますよ。

早いもの勝ちですので、

開催告知を見つけたらすぐに予約するのが良いと思います。

開催告知は小林酒店さんにちょこちょこ通っていれば

わかると思います。

このブログではたぶん募集はないです。

あしからず・・。

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これぞ贅沢!蕎麦居酒屋 樹楽で骨酒三昧

日本酒の楽しみ方っていろいろありますよね。

冷たくしたり、温めたり、梅酒にしたり、

ヒレ酒にしたり、骨酒にしたり、凍らせて食べたり・・・・

王道を行く人には凍らせたり、ヒレ酒や骨酒にするのは

邪道だとおっしゃるかもしれませんが

楽しみ方はひとそれぞれですからね。

でもいろんなアルコールがある中で

これほどバラエティーにとんだ楽しみ方ができるのは

日本酒ならではだと思うのですよ。

それゆえの邪道・・・いいじゃないですか。

そんな日本酒を今回は骨酒で楽しませてもらいました。

場所は西九条駅高架下にある「蕎麦居酒屋 樹楽」さん。

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言わずと知れたポン酒と肴の名店です。

特に自家製豆腐が抜群に旨いんです。

2階には囲炉裏があって炭火でほっこりと旨いものを

炙りながらいただけるんです。

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今回はその2階の中でも通称VIPルームと呼ばれるお部屋を

使わせてもらいました。

VIPルームと言っても使用料はいりません。

ただし、炭火焼は1日1組しか使えませんけどね。

今回楽しませていただいたのは、鯛、岩魚、鰰、

そしてふぐのヒレです。

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お店に着くと、すでにVIPルームには燗銅壷がセットされ

どこか懐かしい古民家の雰囲気。

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贅沢に酒を味わうには旨い酒旨い肴のほかに

旨いロケーションも大切だと思う酒恋さん。

飲む前からテンションあげあげです。

本日のポン酒はこんな感じのラインナップ

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燗にして旨いポン酒ばかりです。

でもどちらかと言うと今回は脇役です。

席に座り、燗銅壷にポン酒をセット。

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さっそく用意されているを炙ります

この鯛もあらかじめマスターがじっくり

炭火で炙って水分を飛ばしてくれてるので

軽く焦がすだけでOK!

香ばしい香りがしてきたら大きな器に焼いた鯛を入れて

そこに熱くしたポン酒を一気にどぼどぼ!っと!

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じゅ~!!っと言う鯛から聞こえる消火音が酒欲をそそります。

3分ほど我慢してそいつをお猪口に注ぎ

くい~っと!

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これぞ五臓六腑にしみわたると言うのでしょうか

旨いですわ!

鯛の出汁がポン酒と混じり上品な吸い物を

飲んでるみたいです。

たまりませんね!

ちょうど酒肴5種盛

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刺身盛

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焼き物の具材が運ばれてきたので

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そいつを肴にまたまたぐい~!!っと。

最後にポン酒に漬けた鯛の身をほぐして

そいつを肴にまたまたぐい~!っと。

次は・・・

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かりっと炭火で炙った鰰を骨酒専用の陶器に入れて

熱い燗を注ぎます。

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鰰の骨酒なんて聞いたことがないのですが

いろんな骨酒を楽しむのもいいんでないかい!?

と言う樹楽マスターの発案。

鰰って塩焼きにすると結構脂が出る魚だから

骨酒にするとくどいかなぁ・・・って思いましたが

これが意外と旨い!!

鯛のように吸い物のような上品な味わいではなく

旨み成分がやや多く香ばしくてやや甘口。

魚臭さは鯛より少ないです。

するするっと胃袋に落ちていきます。

次はふぐヒレ・・・・

ふぐヒレを飲むときはおきまりのセレモニー。

しっかり炙って専用の器に入れて

あつあつの燗酒をぶち込んで蓋をします。

3分ほどしたら蓋を開けるのですが

空ける瞬間ライターの火を蓋の隙間に持っていくと

「モワ~!」っと一瞬青い炎が揺れ動きます。

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アルコールを飛ばすんですよね。

なかなか幻想的です。

味わいは香ばしくて甘いです。

ヒレをしっかり焼けば癖もなく一番魚臭さがないです。

好きな人にはたまらない魚酒ですよね。

そして最後に骨酒の王様とも言われている岩魚

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事前にマスターが何時間もかけてしっかり炙って

乾燥させてくれていたのですが

それでも5分程度炙った方が旨いということで

しっかり炙りました。

そしてそこに熱々の燗を・・・

またまたあの「ジュ~!!」っという消火音。

この音がでないと旨くならないんです。

旨みを酒に移すために3分ほど放置。

ウルトラマンがこの旨さを味わえないのが

かわいそうすぎます。(笑)

3分後、お猪口に注ぎぐび~っと!

お!!こいつは今までの味とは違うぞ!

鯛にはなかった旨み、心地よい脂分、

鯛がしいたけや昆布のような香り豊富な植物性の

味わいだとすると

こちらは鰹やウルメ、鶏がらなどの旨みとコクをだす

魚類や動物性の味わいだと言えばいいのか?!

さすが骨酒の王様!!

今日飲んだ骨酒の中で一番好みです。

その岩魚の骨酒を味わいながら

ほっけ、手羽先、イカ、牛肉・・・

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たまりませんね。

なんと贅沢なんでしょう。

そしてどの骨酒を飲んでも思うことですが

すごく身体が温まります。

これは現代のように暖房が整った時代ではなく

囲炉裏や火鉢で暖をとってた頃の先人の知恵と言うか

冬場の贅沢だったんでしょうね。

どうですかみなさん??!!

骨酒を味わいに「蕎麦居酒屋 樹楽」さんに

一度行ってみては??

炭火で旨いものを炙りながら飲む骨酒は最高ですよ。

飲兵衛には究極の贅沢かもしれませんね。

蕎麦居酒屋 西九条 樹楽(きらく)
大阪環状線、西九条駅より、徒歩1分
阪神西大阪線、西九条駅より、徒歩1分
17:00~23:00(ラストオーダー 22:30))
〒554-0012 大阪市此花区西九条3丁目16番28号
定休日 日曜日・祝日(不定休)
06-6463-8118

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2011年最後の?はずの外飲み「ひでぞう」(笑)

気がつきゃ今日は大晦日・・・

もう一つぐらいブログを書きたかったんだけど

結局かけませんでした。

公私ともども忙しいのは別にして原因はこいつ!!

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獅子丸のせいです!!

パソコンやろうと定位置に座ると必ず悪さしにやってきます。

特に右手を引っ張るんです。

たぶん、パソコンなんてやらないで遊んでくれ~!!と

邪魔してるんだと思います。

でも散々邪魔して遊び疲れると、突然いびきを書いて

寝てしまいます。

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人間なら脳出血を起こしたんじゃないかと心配するぐらいの

様態変化です(笑)

まだまだ幼犬なんですね。

寝顔がめちゃめちゃ可愛いんですよ。

普段は邪魔ばかりして憎たらしいけどこの顔見たら許せます。

来年は少しばかり落ち着いてくれるかな??

さて先日、年内最後の外飲みに行ってきました。

行先は少し前にも紹介した「ひでぞう」

前回のブログを読んで「是非行ってみたい!」と言ってた

友人のいーぴん夫婦も同行です。

伺った日も超満員!!

中にはどこかのお店のママさん?らしき人達もいて

この店の質の高さが感じられました。

同業者が来るってことは味、値段、商品という3つの要素の

バランスが取れてる証拠なんですよ。

ひでぞうさすがです。

その日まずは、つきだしの煮物盛り合わせと
(この煮物も絶妙の味わいなんですよね。)
生ビールをくい~っと飲んで・・・

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刺身の5種盛りでポン酒スタート!!

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ポン酒はすべてハーフサイズでオーダーです。

刺身盛の中トロ、ひらめ、カンパチ、いか、鯖、つぶ貝、金目・・

あれ??7種類も入ってる(笑)サービスかな??

どれもこれもよく活ってます!

まずは上喜元で・・

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続いて東洋美人・・

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卵たっぷりのポテサラカキフライを追加して

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旭若松に・・・

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日高見・・

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いーぴんの奥さんがアナゴの白焼きが気になる!!

ってことでオーダー。

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これがど絶!!山葵をのせていただくんですが

脂が乗って最高にうまい!!

山葵がその脂をうまく捌くんです。

それに皮を裏にして表面を炙っているところが

ただの居酒屋じゃないところ。

さすがです!

白焼きが旨かったのでアナゴの薄作りもオーダー!

写真撮る前に箸つけちゃったので撮りませんでしたが

てっさの様に菊花盛にされて見事な刺身でした。

ポン酢でいただきましたがこれも旨かった!

後は、イチジクバター

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ツブ貝のガーリックソテー

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梅とサメの軟骨あえ

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焼きポテトサラダ
(ポテサラにチーズをのっけてラザニャ風にしたもの)

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ひでぞう海鮮チヂミ

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常山

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八尾萬・・

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相模灘・・

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蜻蛉・

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がっつり飲みましたよ。

ほんと、どれを食べても飲んでもはずれなし。

最後にサービスで出してもらった自家製カラスミも

最高に旨かったです。

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一緒に行ったいーぴん夫婦も大満足してくれてました。

最後にお店の前で千鳥大悟似のマスターをパチり。

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また是非来たくなるお店です。

年明け一発目の外飲みはひでぞうできまりです。

マスターよろしくです。

ひでぞうを後にしてこの2011年の外飲みは終わり!?の

はずでしたが・・・

飲兵衛夫婦と同行して1軒で帰れるはずもなく(笑)

前から近くに気になるお店があったので

3人でふらふらと向かったのでした(笑)

続きは来年ね!

今年も1年、ポン酒好きな飲兵衛ブログに訪問していただき

ありがとうございました。

おかげで、来年でブログ開始して5年になります。

論旨不明なブログですがようするに日本酒は旨い!

と言うことを皆さんにお伝えしたいだけなんです。

それとこのブログに遊びに来てくれた人達との交流です!

ちょっと最近は更新が遅れまくっていますが

ぼちぼち書きますので今まで以上のお付き合いを

よろしくお願いします。

最後になりますが、皆様良いお年をお迎えくださいね。

【魚屋ひでぞう】
大阪市東成区大今里南2-1-19
TEL 06-6977-2222
不定休
今里ロータリー徒歩5分程度
最寄駅は地下鉄今里駅または近鉄今里駅

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PS 酒恋さんは正月なんて関係なく。。

   明日も、明後日も、そのまた次も仕事です(涙)



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酒恋居酒屋手帳5つ星!「魚屋ひでぞう」

なんだかんだもう12月の半ば・・・

昨日は今年の漢字「絆」が発表されましたね。

「洪」「浸」等の水を連想そする漢字かとも思いましたが

震災後、家族で、仲間で、国で・・

みんなで支え合い、手をつなごう!と言う意味からも

「絆」と言うのは良い言葉ですね。

今年だけじゃなくこの先未来に向かっても

おかしくなってきた地球で生き残る為にも

「絆」を大切にしたいものです。

さて、おかんも転院してリハビリに入りまずは一安心。

酒恋さんも病院に行く機会が減ってきました。

と言うことで飲み歩きを再開(笑)

先日は大阪の今里にある今一番気になるお店!!

「魚屋ひでぞう」さんにお邪魔してきました。

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ここのお店は何と言っても「魚」が旨い!

もともとマスターのゆうぞうさんが鮮魚屋さんで働いたそうで

魚の目利きは抜群なんです。

それでいてリーズナブル!!

人気なのがわかります。

でも一番の理由は・・・

ゆうぞうマスターが千鳥の大悟にそっくりやからかなぁ(笑)

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マスターがゆうぞうなのに店名が「ひでぞう??」・・

このギャップも面白いです。

その「魚屋ひでぞう」・・・・・・・・・

とってもお洒落で綺麗なお店です。

キャパはカウンター11~12人とテーブルが3つほど。

全部で30人弱でしょうか。

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カウンターの向こうにはこだわりの焼酎が

沢山飾られています。

カウンターに座らせてもらいまずは生ビール!

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つきだしはツブ貝です。

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このツブ貝、甘くもなく辛くもなく絶妙の味付け。

酒恋さん好みの味付けです。

ツブ貝で生ビールを飲み干し、ここからはポン酒タイム。

刺身盛をオーダーして最初は澤の花・・

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刺身盛は本マグロ、イカ、鯛、ブリ、蛸の5種盛です。

これで確か900円ぐらいだったと思います。

特にマグロが旨かった!!

久しぶりに旨いマグロを食べさてもらいました。

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澤の花も枡受けになみなみこぼして入れてくれるので

1合以上は入ってます。

思わず・・

「あたいを酔わせてどうするつもり・・」と

おねえ言葉でマスターに甘えたくなりましたよ。

続いて・・

鏡山

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日輪田の山廃

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八百萬・・

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ポテトサラダを食べながら・・

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このポテサラ、卵がいっぱい入ってます。

じゃが玉星人の酒恋さんにはすごく好きな味です。

これだけでポン酒をぐびぐびいけちゃいます。

どのポン酒とも相性がピッタンコ!のスーパーポテサラです。

ご満悦で飲んでるとマスターからのプレゼントで

ふぐ皮の湯引きが登場・・(ピンボケですんません)

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はじめて伺ったのに嬉しいサービスです。

それをあてに榮一を・・

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ふぐの皮はコリコリして旨いんです。

ふぐと言えば贅沢で子供の頃は大人しか食べちゃいけない

禁断の魚と教えられていました(笑)

そりゃあなた!

子供でもその味覚えたらいくらでも食べたくなりますわな・・。

すると親父の財布がすっからかんになるわけで(笑)

子供禁止もうなずけます。

そんなことを思い浮かべながら

カウンターの大皿に乗っていたシータケの煮びだし

もの欲しそうにみているとそのシータケも登場!

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マスターすんません・・。

最後に萩の鶴を飲んでお店を出ましたが

実に良い店ですね。

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一緒に働いておられる女性スタッフも美人で

接客も最高だし!

酒恋居酒屋手帳では5つ星です。

来年の日本酒甲子園に参加されて

是非お店の料理を披露してくださいね。

希望はポテサラ?かな(笑)

帰る間際にお店の前で恥ずかしがりやのマスターをパチり!

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大悟ちゃう・・ゆうぞうマスター!

ほんといろいろありがとうございました。

年内に必ずまたお邪魔します

【魚屋ひでぞう】
大阪市東成区大今里南2-1-19
TEL 06-6977-2222
不定休
今里ロータリー徒歩5分程度
最寄駅は地下鉄今里駅または近鉄今里駅

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PS 人気店なんでご来店の際は予約した方が
  ベストですよ!

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好日庵で優しい火に見守られ

「火」とは実に奥が深い・・・。

便利な火もあれば、恐ろしい火もある。

時には野山、家、財産を焼き払い命を奪う火。

寒さで凍える身体を心底温める火。

食物を美味しく変身させる火・・

道を、家を照らす明るい火・・

今回ご紹介する火は「優しい火」

ただ見つめるだけでなんとなく心が温まり、

懐かしく、またロマンティックな気分にさせてくれる・・

そんな火があるお店。

「好日庵」

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名前もどことなく懐かしく、心が憂う。

場所は北区西天満・・・。

大きなビルの影にひっそりとさりげなくたたずむ。

一見すると昭和初期の古い長屋・・と言うか

都市開発で今にも立ち退きを迫られてるような民家。

まさかこんな所にこんな優しい火があるなんて

誰も思わないだろう。

でも、一度このお店を訪れるとその優しい火の虜になり

けっしてその火を人に教えようとしない・・・

ブログで好日庵を紹介されている方のほとんどが

人に教えたくないお店・・と書かれています。

誰もが自分だけの火にしたくなるんですよね。

でもそんな火だからこそ共有すると言うのも

いいのかもしれません・・・・。

火は皆で平等に温まるものです。

そんな優しい火で先日しっぽり胃袋と肝臓を

温めてもらいました。

「好日庵」・・・・・・・・・・

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玄関を入ると中は土間と小さな庭つきの座敷がひとつ。

Irori

それぞれに大きな囲炉裏が1つあるだけで

テーブルやカウンターなんてありません。

その小さな裏庭が囲炉裏と絶妙に調和して

懐かしくまた風流で情緒を感じます。

座席はその囲炉裏周り。

キャパで言えば12~13人でしょうか。

その囲炉裏を囲み、火を見つめながら

旨い肴と旨い酒で一献・・。

酒恋さんのようにしっぽり飲むのもいいし、

仲間とわいわい楽しく飲むのもいい・・

素敵な空間を形成しています。

電気なんてありません。

明かりは囲炉裏にある炭火のみ・・。

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と言うか・・・・

文明の利器である電気もここでは無用なんです。

ブログ用の写真を撮るのにフラッシュを使うのを

ためらいますよ・・。

お邪魔した時間がちょうど18時ごろ・・

今の時期の18時は日没して暗いので

すでにお店の中は暗い・・。

でも囲炉裏からゆらゆら揺れる淡いピンクの炎が

ちゃんと視界を保ってくれてます。

その炎をたよりに土間の囲炉裏に案内していただくと

そこには串に刺された大きな鮎!

Photo

炭火の香りと鮎が焼ける香り・・・

それだけでテンションがあがります。

予約して行くと鮎を焼いていてくれるんです。

予約なしだと鮎はないそうです。

単品メニューもいくつかあります。

その日は生肝風のアボガド

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ほたるいかの醤油漬けをオーダー。

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この生肝風アボガドはいいですね~!!

アボガドを生肝のようにごま油と塩で食べるんですが

ほんとレバー刺しのような感覚。

アボガドも不思議な食べ物です。

当然、飲み物はポン酒。

囲炉裏端で飲むポン酒は格別ですからね。

でもポン酒の種類は1つだけ・・・・

マスターのこだわりで

石川県 福光屋の特別純米 黒帯 悠々のみ。

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と言うのもマスター曰く・・

「好日庵」は焼酎バーなんだそうです。

酒恋的にはもったいない気持ちで一杯です・・・。

この囲炉裏でいろんなポン酒をもっと飲みたいなぁ・・。

できればお燗も・・・。

マスターよろしくお願いします(笑)

アボガド、ほたるいかをつまみながら悠々を

す~っと胃袋に収める・・・

この感覚・・落ち着きますね。

大人になった気分です。

焼き物は鮎の他に、大きなつくねバーグやほたるいか・・。

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当然、つくねも炭火で串焼きです。

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ほたるいかは囲炉裏の隅っこに五徳を置いて

炭火でさっと炙っていただくんです。

飲兵衛にはこのロケーションがたまりませんね。

そして鮎は最後に食べるのがいいです。

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しっかり炭火の赤外線効果で中まで火を通すと

頭もばりばり食べれるんです。

炭火の香りが漂う鮎の塩焼きは何ものにも代え難い

味わい・・旨い!!

否応なしにアルコールが進みます。

しっかり肴を味わった後は焼酎をロックで・・・。

2杯・・3杯と優しい火に見守られながら飲む酒は

時間がたつのを忘れさせますね。

マスターの堀池さんともお話させていただきましたが

すごく気さくで素敵な方です。

このマスターにしてこの店あり!!って方です。

18時に来たのにもう22時・・・。

いつまでもいたいけど次の日仕事なので

さすがに現実に戻らなきゃ・・・。

と言うことで、お店を後にしましたが、

ほんと素敵なお店・・・・。

やっぱり内緒にしておいた方がよかったかなぁ(笑)

【好日庵】焼酎BAR

営業開始 月~金曜日 18時~ 
営業終了 22時50分までにご予約電話いただきましたら
     23時以降何時まででも営業いたします。

     土、日曜、祝日も事前にご予約頂きましたら
     臨時営業にてお受けいたします。

場所   大阪市北区西天満1-3-4
予約TEL  090-6064-1905

システムは1500円で焼き物3品ついてます。
後は飲み物代です。

 ポちっと ダブルでお願い!!    

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