プライスレス!旭鳳1993BY!
新潟での地震・・・
大変な事になりましたね・・・。
酒蔵にもかなりの被害が出ていますね・・。
特に、「越の誉」の原酒造さんは空からの映像で
蔵がかなりのダメージをうけていましたね・・
かなりの被害だと察します・・・が・・
原酒造のホームページで、蔵は潰れたけど
早期に復活します!!という力強いメッセージが
書かれていました!
ほんとうに、早く復活されることを、心から願います!
さて、本日は、飲むのがもったいなくて飲むのをためらってた
お酒のご紹介。
お酒は嗜好品・・酒を愛する方には、それぞれ
この酒が一番!という銘柄があると思います。
新酒・生・吟醸・古酒・・冷で飲む、燗で飲む・・・
お酒の製造方法、飲み方等でも銘柄が変わってきますよね・・。
私は古酒と言うと、
広島県の旭鳳酒造のお酒が一番好きです。
冷でよし、燗でよし、目だった蔵ではありませんが
ほんとうに良い酒を醸している蔵元です・・。
愛飲家の中にもファンが沢山いるそうです。
少し前に、旭鳳ファンの私にサプライズ!!!!!!!
蔵元から、プレゼントが届きました!
パソコンのとあるサイトで、旭鳳さんの関係者の方とお知り合いに
なることができて、顔も見たことがない、旭鳳の一ファンの私に・・・
真心こもった美酒を、送ってくださいました!!
まさに、プライスレスなポン酒!
1993BY 旭鳳純米吟醸 古酒
今から14年も前の琥珀に染まった重みのある純米吟醸。
旭鳳酒造の歴史と心がこもったお酒です。
もったいなくて、開けるのをためらってましたが、
今日、急に、飲むぞ!!って感覚に襲われ開封・・・。
14年の歳月を経て、私の胃袋に納まる純米酒!
まだまだ青い私に対して、琥珀に染まった力強い肌で
「私を味わってみよ!」と言う力強いメッセージ。
あては、自家製のイカ塩辛と、マグロとシメジのバターホイル焼き。
塩気と油気というまったく違った肴であわせて見る。
1993BY ・・まずは冷酒で一口・・
吟醸香はほとんど感じられません・・・・
ひね香もありません・・。
ただ、じわ~っと、奥の深い~いお米の味が
岩からしみ出でる雨水のごとく、
ゆっくりと、途切れることなくあふれ出てきます。
どことなく、渋みも残り深い~味わいです・・。
次に人肌燗・・・・
ほんのりお米の淡い香りがするものの、日光臭やアセトアルデヒドの
嫌味はまったくなし!
冷で飲むより、味が濃くなり、染み出でると言うよりも
湧き出すような味わい!
燗のほうが自分は好みでした・・・。
塩辛との相性は抜群!!
冷酒でも燗でもOK!!
腸の濃厚な味わいが、口の中でお米の旨さと交わり
ゆっくりと胃の中に消えていく感じです。
マグロとシメジのバターホイル焼きには冷酒があいましたね。
バター独特の香りと、味わいを、じわりと湧き出でるお米の旨味が
さらりと流し、胃の中に落とし込む感じです。
古酒!若さも勢いも感じませんが、若さゆえ感じることが
できない、香りと旨味のバランス・・・。
冷やした顔と温めた顔の両方に、底なし沼のような深さと
人間の欲のような貪欲な味わいを感じる・・・
いわば・・・・アルコール界の
ジキルとハイド!!
今日は、古酒の魅力に改めて感動した晩酌となりました・・。
その後は・・・
かやくご飯と冷たい緑茶で、しめて満足!!
今日も幸せです!
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