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カタシモワイナリー見学に行ってきました・・Part1

今回は少しぽん酒の話はおいといて・・

ワインのお話です。

ワインと言えば北海道、山梨、長野って

イメージがありますが・・・

実は大阪にも素晴らしいワイナリーがあるんですよ。

と言うか・・・・・

びっくりしたのは明治、昭和初期頃までは大阪が

日本一の葡萄の産地だったんですって!

その当時は119のワイナリーがあったそうです。

でも・・・・・・・・

第二次世界対戦時に国からワインをどんどん作れ!と

言う命令がくだりその影響で逆にワイナリーは激減・・・

一瞬・・・・え?なんで?って思いますが、

それは政府が欲しかったのはワインでも酒税でもなく、

ワインの製造中にできる酒石酸と言う物質。

火薬を作るのにこの酒石酸が必要だったそうです。

しかし酒石酸がなくなったワインは腐りやすく

とてもワインとして飲めるもでなかったため

作らされたワイナリーは経営困難のため

廃業せざるを得なかったそうです。

そんなお話をしてくださったのが

今回お邪魔させてもらった

カタシモワインフード社長 高井利洋 さん。

Dsc00466

実にパワフルです~!

現在61歳で大阪ワイナリー協会の会長さんです。

Katasimo

このカタシモワインフードは大阪の柏原市にあり

ワインを醸造して100年の歴史を持っています。

ワイナリーがある大平寺地区は昔から葡萄の栽培が盛んで

大平寺は鎌倉時代に実存していたお寺の名前です。

現在はありませんが当時都への交通の要所でもあったため

今もこの地区には歴史的景観漂う町並が残されています。

Dsc00468

時の人でもある橋下大阪市長が大阪府知事時代に

この地は残さないといけないと多額の予算を計上して

道路の舗装工事や景観の補修工事をおこなったそうで

非常に美しい街に生まれ変わっています。

その美しい街の山の斜面に広大な葡萄畑が広がり、

甲州やデラウエア、マスカットベリーなどが

除草剤を使わず、減農薬、有機肥料で栽培されいます。

伺った時は葡萄の木が赤く色づきまるで紅葉のように

綺麗でした。

Dsc00482

 一番古い葡萄の木は樹齢97年だそうで少ないですが

いまだ葡萄の実を実らせていると言うからびっくり!

かなり年寄りの木なので雨よけの屋根やパイプで

倒木防止の措置がとられ大切に保護されていますよ。

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山の頂上付近には河内平野を一望できるスポットもあり

美しい景観を楽しめますよ。

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コメント

そうかぁ~
そんな歴史があったなんて知りませんでした。
ちょっと悲しいお話しですね・・・

それにしても 社長さん!61歳??
若い
ワインは 身体にいのでしょうね!!笑)

投稿: イノぶた | 2012年12月16日 (日) 15時12分

ワインも好きですよ
焼き鳥のタレ焼きと赤ワインが意外にマッチしますよ

大阪って平地ってイメージですが
山もあるのね!

投稿: へーすけ | 2012年12月17日 (月) 06時53分

イノぶたさん
社長さんもワインを飲んでるから健康だ!
って言ってましたよ。
ポリフェノール系の成分が沢山入ってますから老化に良いみたいですね。
大阪が昔はワインの産地!
これは目からうろこの話でしたよ。

投稿: 酒恋倭人 | 2012年12月30日 (日) 09時28分

へーすけさん
大阪は海もあるし山もありますよ。
でも海は非常に汚いですけどね。
赤ワインに焼き鳥のたれ!
わかるような気がします。

投稿: 酒恋倭人 | 2012年12月30日 (日) 09時30分

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