あじわい酒房 あずまでアニキ伝説
先日、栃木県松井酒造の松井宣孝杜氏が
江坂で酒の会を開催するために来阪。
松井杜氏と言えば今年の日本酒甲子園での
熱い選手宣誓が忘れられません。
日本酒甲子園の後も大阪DEEPツアーでご一緒し
松井杜氏のひととなりが大好きになった酒恋さん。
じゃぁ、その前に是非飲みましょう!と
南森町の名店「あじわい酒房 あずま 天満宮店」へ。
そしてこの日を境に松井杜氏のことを酒恋さん達は
酒造会のアニキと呼ぶことになったんです。
あじわい酒房 あずま 天満宮店といえば
トークが楽しい名物親父さんがいるのでも有名。
一人で行っても絶対に退屈しないお店です。
料理の方も、鶏、魚料理・・・どれも抜群の旨さです。
それに焼酎、ぽん酒の種類が半端じゃないです。
焼酎はあらかじめ前割りしてくれているので
非常にまろやかな水割りが楽しめます。
ぽん酒は珍しい銘柄が沢山!
いつも満員なんで行くなら予約がベターです。
さて、店に着くと席には怪しい後姿。
奈良からセント君が(笑)先に到着し
座ってすでにビール飲んでました。
セント君というのは酒の会の名司会者マーキーさんです。
席に座り三人で改めて再会の杯。
まずはトリビー。
そして刺身盛りをオーダー。
つきだしは万願寺、チャンジャとクリームチーズ、
そして少し甘めに炊かれたあさりの煮物。
このあさりの煮物がど絶!!
この作り方教えてほしいです。
程よくして刺身盛が登場。
美しく皿に盛られたその容姿はまるで芸実品!
箸をつけるのがもったいない気がします。
当然、ここからはポン酒三昧。
やはり最初は松の寿 雄町。
松井杜氏の渾身の1本です。
松の寿 雄町と刺身のコラボを楽しんでるところに
此花区の小林酒店小林さんが登場。
これで面子が揃いました。
今日は4人で一献です。
そこから飲む飲む!
広島県金光酒造賀茂金秀。
山口県はつもみじ株 原田
福井県常山酒造 常山
広島県亀齢酒造亀齢
旨い酒が豊富で何を飲もうかついつい迷ってしまいます。
肴は出し巻き、
ぽん尻塩焼き(とりの臀部)
アボガドの天ぷら
うなぎの蒲焼
兵頭ナマス
あずま自慢の西京焼き。味噌がめちゃ旨い!
そしてささみ煎餅。
ささみを叩いて伸ばして味付けして揚げたもの。
どれもこれもさすがポン酒と相性抜群です。
時より親父さんも参加し
業界裏話やおもしろエピソードなど楽しいトーク。
話も佳境に入り、ここからアニキ伝説・・・
年間に何十回となく日本酒のイベントに参加している
松井杜氏。
その中で最近は若き蔵人さん、杜氏さんが増えてきて
日本酒蔵の世代交代を感じるそうです。
下野杜氏第一号、そして熱血漢であり信頼感もある松井杜氏。
40代そこそこの年齢でもあり若き蔵人さんや杜氏さんからは
アニキみたいに感じるのでしょう。
そんな若き蔵人さんや杜氏さんからいろいろ酒造りに関して
質問されたり相談されたりするのは当然のことです。
相談されると自分が経験してきたこと
苦労したこと、成功したこと失敗したことなどを
惜しみなく伝えるそうで
これからもそんな若き杜氏さん蔵元さんに
少しでも役に立つのなら相談に乗ってあげたい!
いろいろ伝えていってあげたい!
そして自分の酒造りももっとレベルUPして
若い蔵人さん達と切磋琢磨し美味しい酒を造りたい!
日本酒を守って行きたい!
と熱く語ってくれたんです。
さすが熱血松井杜氏らしい言葉です。
それを聞いていた酒恋さんとマーキーさん。
「まさにアニキの言葉!これから酒造会のアニキ!」と
呼ばせてもらいます!と勝手に命名したわけです。
これがアニキ誕生の瞬間なのでした。
阪神のアニキは今年引退しましたが
酒造会のアニキはまだまだこれからが現役!
応援しまっせ!松井アニキ!
その後も而今・・
そして新潟の名酒 越乃寒梅の燗。
久しぶりに飲みましたがほっとする味わい。
こんな感じで飲みまくり・・・
でもこのあずまで飲むポン酒は同じポン酒を飲んでも
他の店よりうまく感じるんです。
それはきっちりしたお酒の管理はもちろんですが
一番はこのグラスに秘密があるようです。
うす張りグラス・・
抜群の口当たりですいすい飲めちゃうんですよ。
ポン酒は飲む器も大切ですね。
最後にこれまた久しぶりの焼酎・・・
桜井のおまち。
かけまいにおまちを使った芋焼酎です。
焼酎もやっぱりうまいですね。
やっぱり和酒は最高です。
時刻は22時30分・・・・
19時に入店してあっという間の3時間半。
ほんとがっつり飲んで、熱く語りました
でも、とってもパワーをもらったような
気持ちの良い飲みでした。
ポちっと ダブルでお願い!!
↓ ↓
| 固定リンク
「旨いポン酒が飲める店」カテゴリの記事
- 旨い魚と純米酒 彩櫻(さいおう)(2013.02.09)
- 本年初外飲みもやはり「ひでぞう難波」(2013.01.07)
- 新鋭の立ち飲み!ひでぞう難波店オープン!(2012.12.31)
- フレンチで日本酒!ラビーニュ最高!(2012.09.28)
- あじわい酒房 あずまでアニキ伝説(2012.09.24)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
大阪には お客さんが わんさかですね!!
写真見てると よだれが出てくるわ~!!
見た目だけではなく味もおいしいのでしょうね!
プラスポン酒談義に 花が咲いて楽しい飲み会となったようですね!!
寒梅を燗ですかぁ~ 今度やってみよう!!
投稿: イノぶた | 2012年9月24日 (月) 20時20分
飲んだくれセントくんです(^-^)
いやあ結構飲みましたね。
最後は寝落ちしてしまうほど(^_^;)
それにしても松の寿の社長は熱かったですね。
まさにアニキですわ。
若い蔵元杜氏が増えている中、今や先輩杜氏が必要ですよね。
あの熱血選手宣誓のように熱く日本酒界を引っ張っていって欲しいです!!
投稿: マーキー | 2012年9月24日 (月) 23時36分
アニキ松井の酒造伝説!
これからもとても楽しみですね。
ますます応援します v(^▽^)
投稿: toto | 2012年9月25日 (火) 07時09分
イノさん
いつかほんとの大阪の味をご一緒したいですね。
人口が多いのでやはりピークはどこも人が多いです。
旨いものはやはり新潟のほうが多いですよ。
大阪は人情を味わうところですね。
寒梅の燗は白ラベルがお勧めです。
投稿: 酒恋倭人 | 2012年9月30日 (日) 19時21分
マーキーさん
私とマーキーさんはアニキ伝説の生き証人!!
ほんと活躍を応援したいですね。
私とマーキーさんは近畿で松コトをどんどん応援してあげて
アニキのバックアップをしていきましょう!
投稿: 酒恋倭人 | 2012年9月30日 (日) 19時23分
totoさん
是非、「アニキ」を関東でも広げてください。
できればマスコミにも伝わり
その効果で日本酒を盛り上げたいですね。
投稿: 酒恋倭人 | 2012年9月30日 (日) 19時24分