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2012年7月

蔵見学!「吉村秀雄商店」

先日、和歌山県岩出市にある「吉村秀雄商店」さんの

蔵見学に行ってきました。

吉村秀雄商店さんと言えば「車坂」「鉄砲隊」と言う

ポン酒が有名ですよね。

中でも鉄砲隊の爆発にごりは超人気!!

開封時に爆発的に噴出す怖いポン酒ですがこれが旨い!!

また地元では日本城を醸す蔵としても親しまれています。

そんな吉村秀雄商店さんは国道24号線の畑毛と言う交差点を

入ったすぐのところにあります。

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創業は大正4年(1915年)。

すぐ近くには紀ノ川が流れ、仕込み水はこの伏流水。

蔵と社屋からなる建物は昔ながら和風建築、

周りを沢山の松の木に囲まれ、

万人がイメージする酒蔵そのままのたたずまいです。

駐車場には大きな和釜と薪のオブジェ。

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なんとでっかい釜だこと!としげしげ眺めていると

「イベントの時はこれでご飯を炊くんですよ!!」

なんて冗談を言って酒恋さんを迎えてくださったのが

安村社長

いつもそう言って訪蔵者を驚かせるそうです。(笑)

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玄関は当然純和風。

すごく立派な玄関で奥は客間として使われているそうです。

壁には歴代の総理大臣の「国酒」と言う自筆の額も

飾ってあります。

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どじょう総理の額は残念ながらありませんでした・・。

蔵の入り口は玄関とは別でそこから中に入らせて

いただきました。

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安村社長といったんここでお別れして

本日、蔵の中を案内してくださったのは鎌田一平さん。

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ひじょうにトークが上手でなかなかの男前。

手に持っているのは蒸したお米をすくうスコップの

ようなものです。

今は鉄のスコップを使っている蔵も多いそうですが

吉村秀雄商店さんでは昔ながらの木のスコップを

使っているそうです

まず案内していただいたのがお米を洗う浸漬場、

そして釜場。

さすがに造りの時期でないので道具類は

片付けられてましたが釜場では造りの時期には

こんな蒸気が毎日吹き上がっているんでしょうね。

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そして次に案内していただいたのが麹室。

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中はかなり広く、酒恋さんがお手伝いさせていただいている

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大倉本家さんの麹室の3倍以上はありました!

そして大吟醸用に室の中にもうひとつ麹室が

ありました。

こんな麹室は初めてみました・・・

造りの最中はこんな感じなんでしょう。

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実は吉村さんでは昔、釜場も2つ杜氏さんも2人おり、

お互いを競い合わせて切磋琢磨し、

ポン酒を醸していたそうです。

だから煙突も2本あります。

現在は杜氏さんもお一人で釜も使われていませんけどね。

さて、その麹室の横に一畳ほどの不思議な赤い箱・・・

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けっしてマジックショーに使うわけでわありません(笑)

造りのときに杜氏さんが寝る部屋だそうです。

造りのときは杜氏さんがここで寝泊りして

数時間おきに麹のチェックをしてるそうです。

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造りの鬼と化すんですね。

広々とした2階・・・

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ここに米布を引き、蒸したお米を冷ます作業をします。

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すごい量のお米を扱うので腰や手がかなり辛いみたいです。

1階にもどり仕込み蔵・・

サーマルタンクも沢山ありました。

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そしてなにやら怪しげな入り口・・

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実は地下に降りる階段の入り口なんです。

階段を降りるとそこは地下貯蔵庫・・

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防空壕のような感じです。

中はクーラーも入ってないのにけっこう冷えてます。

真夏でも10度を越えないとか・・

ここでしっかりポン酒が貯蔵されています。

その中にまたまた貯蔵庫。

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ここは温度管理もされてかなり寒いです。

吉村秀雄商店さんは2重仕掛けがお好きです(笑)

地上に戻り蔵の裏側に回ります。

そこには田んぼが広がり、

無農薬なのでタニシやカブトエビがわんさか!

昔は家の近所の田んぼにもカブトエビは沢山

いたんですけどね・・

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なかなか愛嬌ある顔してるでしょ!?(笑)

このカブトエビ見て思い出したのがシーモンキー

今から40年以上前かな??幼いころ・・・

シーモンキーって名のプランクトン??の仲間のような

ものを飼うのが流行ってました。

だぶん同世代なら知ってるかな・・。

百貨店で買ったり、

学研の科学と学習なんて雑誌の付録についてたり・・。

餌は鰹節やったかなぁ・・。

懐かしい。

ま、そんな話は置いておいて・・・

この田んぼのところか観る蔵の景色が素敵なんですよ。

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いまやファクトリー化した蔵元さんも多い中で

日本の酒蔵らしい佇まいを残した素敵な場所なんです。

酒恋さんは吉村さんに来ると必ずここから写真を撮るんです。

いつまでもこの景色は残しておいてほしいですね。

その田んぼのすぐそばに精米所があり

大きな精米機が3台。

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1台3000万ぐらいするそうです。

でも2台は故障中で修理に莫大なお金がかかるので

放置中です。

残りの1台で自家精米をおこなっています。

最後に蔵の庭にあるビオトープを見学。

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大きな庭に川が流れ、そこに蜻蛉や蝶が沢山。

夜になると蛍も飛ぶという素敵なお庭。

茶室もあり、月夜の日にその縁側に足をたれて

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川のせせらぎを聞き、虫の声を聴き、ポン酒を利く!

月の光と蛍の光に映し出された光景はたまらんでしょうね。

こんなお庭が家に欲しいです。

この庭、曜日は決められていますが

見学させてくれるそうですよ。

こんな感じで2時間近く蔵を見学させていただき

御待ちかねの試飲タイム。

玄関すぐ横の直売所に案内してもらいました。

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ここでは車坂や鉄砲隊が試飲販売されています。

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車坂、鉄砲隊、梅酒、じゃばら酒・・・・

沢山試飲させていただきました。

蔵でしか手に入らないレアなポン酒も試飲させて

いただき感謝感謝!

お土産に車坂の純米吟醸活性にごり

純米吟醸中取りの2本を購入。

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すでに家で完飲してしまいましたが(笑)

ほんと楽しく蔵を見学させていただきました。

安村社長ありがとうございました。

和歌山ラーメン美味しかった!!

そして蔵人の古井さん、鎌田さん仕事中にも関わらず

ありがとう。

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吉村秀雄商店さんでは蔵見学を随時おこなってるそうです。

見学料は500円でお土産として

吟醸純米酒 きのくに生原酒 300mlが付いているそうです。

詳しくは、吉村秀雄商店ホームページで。

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ニジマスのミントソース&有加藤

先日、親父とニジマス釣りに行ってきました。

太公望な親父は幼いころから酒恋さんをいろんなところに

釣りに連れて行ってくれましたが

そんな親父もすでに75歳・・・

最近は体力の衰えも目にみえて、

日課と言えば整骨医の往復・・・

釣りにもほとんど行かなくなっていました。

そんな親父からの誘いなので用事があったけど親孝行だと思い

河内長野にあるマス釣り場に朝早くから向かいました。

今年の梅雨はよく降るので天気が心配でしたが

幸いにも当日はうす曇で暑くもなく

なかなかの釣り日和・・・

ただ前日まで大雨だったので川が増水し、

放流されてるニジマスもどこかに流されたのか

ほとんど姿ガ見えず。

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あまり釣果は期待できそうにない状態です。

親孝行に来たんだし釣れなくてもいいか・・・

と思いながら

親父と仕掛けを作り、えさのイクラを針に刺します。

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このニジマス君は贅沢で餌はイクラ。

釣れなかったらこのイクラで一杯飲みたいところです(笑)

時間がくればまたニジマスを放流してくれるので

それまでは釣れないだろうと思っていると

親父がいきなりヒット!!

それをみて俄然やる気をだす酒恋さん・・・

でも、酒恋さんの浮きには変化はなし・・・

ただ時間がだけがたっていきます。

でも糸をたれてるだけでじゅうぶんでした。

水面に浮かぶ水泡をみていると

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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

なんて方丈記の冒頭が浮かんできたり・・

近くの石には観たことがない綺麗な蜻蛉

羽を休めていたり・・

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場所が山の谷間を流れる川なので

空気が新鮮でマイナスイオンが満載。

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自然を感じながらの想像や空想が楽しくて良い時間でした。

ちょっとこの看板にはびびったけどね・・

Img_0207

そうこうしてると放流の時間・・

そこからは退屈しない程度にニジマスの引きを堪能。

Img_0217_2

結局、2人で50匹ほどの釣果。

親父も久しぶりの釣行に満足していました。

お昼過ぎには親父を実家に送り届けて帰宅して

さっさくニジマスの調理にかかります。

ニジマスは癖がなく淡白な魚なので

フライや塩焼きはもちろんですが

ワイン等で味を付けたり、いろんなソースを絡めて

食べるのが旨い魚。

酒恋さんの一番のおすすめはなんと言ってもスモーク

このニジマスほどスモークにてきした魚はないと思うぐらい

おいしく仕上がります。

だから本日食べる分以外はすべてスモークにしました。

まずは腹とエラ、そして表面のぬめりを取り除きます。

Img_0220

そいつを水、塩、スライスニンニク、白ワイン、

コーレグースー、塩コショウ、乾燥バジル、月桂樹で

作ったソミュール液に4日間ほど漬けて、

Img_0233

その後2時間ほど流水で塩抜き・・

Img_0235_2

そして家のベランダで一夜干し・・

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そいつをスモーカーに入れて4時間ほど燻製です。

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温度は80度ぐらいでした。

温度やソミュール液はいつも適当です(笑)

燻製が終わったらエグ味をとるためにしばらく放置です。

できあがりはこんな感じ!!

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なかなか別嬪さんに仕上がりました。

ちょっと手間はかかるけどこの仕上がりをみると苦労も

報われます。

味の感想は後日ね。

で、ちょっと時間を戻して釣ってきた当日の酒肴

燻製以外のニジマスは塩コショウしてバター焼き。

そこに自家製のミントソースを絡めて

ニジマスのミントソース和え

合わせたポン酒は・・・

山形県富士酒造 

有加藤(あり・かとう)純米大吟醸 中汲み

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一瞬・・・・・・

ありがとう!って読むのかな??

と思わせるユニークなネーミング。

加藤清正公を縁とする山形の地酒蔵「栄光富士」の

蔵元である加藤家には、代々名前に「有」と名付ける

習わしがり、蔵元として特別にお届けするお酒として

「有加藤」と名付けたそうです。(ラベルの裏より)

この有加藤 純米大吟醸・・・

嫌味を感じないほどよい香り・・

ふくよかで味のある大吟醸です。

なかなか旨い!!

きんきんに冷やしてワインのように飲むのがお洒落です。

今宵はワイングラスで。

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ミントソースの香りとよい感じですね。

ニジマスのミントソース和え・・

バジルソースとは違い、

ミントソースのほうが甘みがあり

ニジマスにアクセントがついてこれまた美味!!

今宵の酒肴とポン酒の相性は・・
★★★☆・・・・35点

ミントの香りで沢山食べれないのが難点かな・・・

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