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好日庵で優しい火に見守られ

「火」とは実に奥が深い・・・。

便利な火もあれば、恐ろしい火もある。

時には野山、家、財産を焼き払い命を奪う火。

寒さで凍える身体を心底温める火。

食物を美味しく変身させる火・・

道を、家を照らす明るい火・・

今回ご紹介する火は「優しい火」

ただ見つめるだけでなんとなく心が温まり、

懐かしく、またロマンティックな気分にさせてくれる・・

そんな火があるお店。

「好日庵」

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名前もどことなく懐かしく、心が憂う。

場所は北区西天満・・・。

大きなビルの影にひっそりとさりげなくたたずむ。

一見すると昭和初期の古い長屋・・と言うか

都市開発で今にも立ち退きを迫られてるような民家。

まさかこんな所にこんな優しい火があるなんて

誰も思わないだろう。

でも、一度このお店を訪れるとその優しい火の虜になり

けっしてその火を人に教えようとしない・・・

ブログで好日庵を紹介されている方のほとんどが

人に教えたくないお店・・と書かれています。

誰もが自分だけの火にしたくなるんですよね。

でもそんな火だからこそ共有すると言うのも

いいのかもしれません・・・・。

火は皆で平等に温まるものです。

そんな優しい火で先日しっぽり胃袋と肝臓を

温めてもらいました。

「好日庵」・・・・・・・・・・

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玄関を入ると中は土間と小さな庭つきの座敷がひとつ。

Irori

それぞれに大きな囲炉裏が1つあるだけで

テーブルやカウンターなんてありません。

その小さな裏庭が囲炉裏と絶妙に調和して

懐かしくまた風流で情緒を感じます。

座席はその囲炉裏周り。

キャパで言えば12~13人でしょうか。

その囲炉裏を囲み、火を見つめながら

旨い肴と旨い酒で一献・・。

酒恋さんのようにしっぽり飲むのもいいし、

仲間とわいわい楽しく飲むのもいい・・

素敵な空間を形成しています。

電気なんてありません。

明かりは囲炉裏にある炭火のみ・・。

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と言うか・・・・

文明の利器である電気もここでは無用なんです。

ブログ用の写真を撮るのにフラッシュを使うのを

ためらいますよ・・。

お邪魔した時間がちょうど18時ごろ・・

今の時期の18時は日没して暗いので

すでにお店の中は暗い・・。

でも囲炉裏からゆらゆら揺れる淡いピンクの炎が

ちゃんと視界を保ってくれてます。

その炎をたよりに土間の囲炉裏に案内していただくと

そこには串に刺された大きな鮎!

Photo

炭火の香りと鮎が焼ける香り・・・

それだけでテンションがあがります。

予約して行くと鮎を焼いていてくれるんです。

予約なしだと鮎はないそうです。

単品メニューもいくつかあります。

その日は生肝風のアボガド

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ほたるいかの醤油漬けをオーダー。

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この生肝風アボガドはいいですね~!!

アボガドを生肝のようにごま油と塩で食べるんですが

ほんとレバー刺しのような感覚。

アボガドも不思議な食べ物です。

当然、飲み物はポン酒。

囲炉裏端で飲むポン酒は格別ですからね。

でもポン酒の種類は1つだけ・・・・

マスターのこだわりで

石川県 福光屋の特別純米 黒帯 悠々のみ。

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と言うのもマスター曰く・・

「好日庵」は焼酎バーなんだそうです。

酒恋的にはもったいない気持ちで一杯です・・・。

この囲炉裏でいろんなポン酒をもっと飲みたいなぁ・・。

できればお燗も・・・。

マスターよろしくお願いします(笑)

アボガド、ほたるいかをつまみながら悠々を

す~っと胃袋に収める・・・

この感覚・・落ち着きますね。

大人になった気分です。

焼き物は鮎の他に、大きなつくねバーグやほたるいか・・。

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当然、つくねも炭火で串焼きです。

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ほたるいかは囲炉裏の隅っこに五徳を置いて

炭火でさっと炙っていただくんです。

飲兵衛にはこのロケーションがたまりませんね。

そして鮎は最後に食べるのがいいです。

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しっかり炭火の赤外線効果で中まで火を通すと

頭もばりばり食べれるんです。

炭火の香りが漂う鮎の塩焼きは何ものにも代え難い

味わい・・旨い!!

否応なしにアルコールが進みます。

しっかり肴を味わった後は焼酎をロックで・・・。

2杯・・3杯と優しい火に見守られながら飲む酒は

時間がたつのを忘れさせますね。

マスターの堀池さんともお話させていただきましたが

すごく気さくで素敵な方です。

このマスターにしてこの店あり!!って方です。

18時に来たのにもう22時・・・。

いつまでもいたいけど次の日仕事なので

さすがに現実に戻らなきゃ・・・。

と言うことで、お店を後にしましたが、

ほんと素敵なお店・・・・。

やっぱり内緒にしておいた方がよかったかなぁ(笑)

【好日庵】焼酎BAR

営業開始 月~金曜日 18時~ 
営業終了 22時50分までにご予約電話いただきましたら
     23時以降何時まででも営業いたします。

     土、日曜、祝日も事前にご予約頂きましたら
     臨時営業にてお受けいたします。

場所   大阪市北区西天満1-3-4
予約TEL  090-6064-1905

システムは1500円で焼き物3品ついてます。
後は飲み物代です。

 ポちっと ダブルでお願い!!    

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旨いポン酒が飲める店」カテゴリの記事

コメント

うわ~、ほんとに素敵なお店ですね。
雰囲気も、お料理も…
行ってみたいです!!
鮎やつくねの炭焼きは無理だけど、
アボカドの生肝風はうちでもできるかなぁ。

私もブログ小休止みたいな時があったりしますし、 
写真撮っても記事にできずに放置してることとかあったり^^;
でも、まぁいっかーって。

酒恋さんも、無理せずゆるゆると、
これからもおつきあいよろしくお願いします♪

投稿: pelota | 2011年11月 7日 (月) 19時12分

灯りは炭火だけですか!
 なんとも風情があっていいですねぇ
 まさに、大人の隠れ家ですね。
 福光屋の黒帯というのも食中酒としてナイスです。

投稿: toto | 2011年11月 7日 (月) 20時47分

すごい コアなお店ですね!!
明かりと言われるものが炭なんて!!

隠れ家と言われるのもうなずけます。

お互い近くにいても 顔が見えにくくて、なんだか素の自分で相手と接する事ができそう!

なごめそうですね~

投稿: イノぶた | 2011年11月 7日 (月) 21時12分

ゆらゆらと燃え上がる炎~~熾き火の暗さと明るさの変化に心は無になり癒されます。

本来動物は火を恐がります。恐さを本能で知ってます。あえて利用したのが人間の進化ですよね。
最初のきっかけとなったのは何だろう?森林摩擦の自然発火、火山溶岩、太陽の温もり熱さ…
前書きはさて置き…(笑)囲炉裏いいよね~ホントは囲炉裏端を作りたかった
そろそろ薪の準備に入りました。今度は間違えませんよダッチ…w? オーブンです。(爆)
炭火は陽炎ような不思議な温もり、薪は穏やかに心が燃えて来る暖かさです。
でも一番の安らぎは女性の熱い胸の内かも知れませんね。

投稿: 光 | 2011年11月 7日 (月) 22時40分

でた照明マジック。灯りを落とすことで際立つ。
イルミネーションとか流行ってますけど火の方が温かいからいいですね。ぬくい!
きっとこの空間では時間が、ゆっくり進むに違いないなと。

大阪には、素敵空間がありますね。ささくれ立った心を、しっとりと飲みながら癒したい店ですな。

投稿: 黒色大聖堂管理人 | 2011年11月 7日 (月) 23時48分

炭火を眺めながらお酒を飲む
その炭火で調理する

あぁ~山の中にキャンプに行きたくなってきた!!
この時期は、たき火が温かく体を包んでくれて気持ち良いいんですよね
(寝ると寒いんですが)

そんなお店があるとは!
揺れる炎は最高ですよね

投稿: へーすけ | 2011年11月 8日 (火) 06時24分

おぉ~~~凄い!!!
空間が素敵
串に刺した魚~~囲炉裏の火で炙って♪
串からそのまま齧り付きたい~~~
行きたいです!!!ここ♪

投稿: hisami | 2011年11月 8日 (火) 08時44分

良い雰囲気ですねぇ!
揺らぐ火を観ながら、炙った魚に日本酒、たまりませんねぇ。
ぜひ、連れてって下さい。
火は不思議な魅力がありますね。
囲炉裏は無理でも、薪ストーブの生活を考えております。

投稿: 椿 | 2011年11月 8日 (火) 09時04分

アボガド買ってこようーー♪やってみよーー♪

こういうお店が近くにあって欲しいです☆
いいなぁ・・・ここ!

投稿: あいぽん | 2011年11月10日 (木) 01時19分

pelotaさん
ありがとう!!
せっかくお知り合いになれたのだから
いつかリアルに飲めるときまで頑張りますね。
私も撮りだめしている写真が沢山・
もう時期が古くなって使えないものが山ほどあります。
もったいないです・・

このお店は、大阪にあったらあかんお店ですよ(笑)
マスターは若い方なんですが、センスいいです。
大阪に来られて時はここも案内しますね。

アボガド、トロにもなるし、生肝にもなる・・
ほんと面白い食べ物ですね。
是非、やってみてください。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時00分

totoさん
灯りは炭火のみなんです。
だからロマンティックなんですよ。
人目を気にせんでもいいですから、
内緒のお姉ちゃんと行くのにも好都合です。(笑)
この酒、良いですね!
蔵は知ってますが、この悠々ははじめてでした。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時03分

イノぶたさん
すごくコア!!
マニアックと言うか、お店の戦略的にも
お客うけしますよね。
マスター、頭良いです。
古きよき時代をシンプルに表現した斬新なアイデアです。

ここはお化粧なしでOKです(笑)

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時06分

光さん
そうだった!!
光さんの家には蒔きストーブがあったんですね。
いいな~!!羨ましい!!
その火のそばでゆっくり飲んでいたいです。

初めて火を利用しようと思ったきっかけは、やはり森林火災でしょうね。
焼けた後の動物を食して人間は火を利用しようとしたのではないでしょうか?!

うちのかあちゃんは胸が小さいからなぁ・・・(笑)
おいらの方がでかいです。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時11分

黒色大聖堂管理人 さん
まさに照明マジックですよ。
ほんと上手いこと考えてますね。
古民家だからこそ活けるアイデアですね。
マスター頭がいいですね。
人間って同じ場所で飲んでも明かりの強弱で気持ちが変わりますからね。

ほんと、都会からちょっと逃避したいときには最高のお店です。
田舎に来たような懐かしい気分になりますからね。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時16分

へーすけさん
私も最初に頭に浮かんだのがキャンプだったんです。
それも冬の!!
私はキャンプは冬が好きなんです。
寒い吐息を吐きながら、暖かい火のそばで温かい飲み物を飲みながらじっと火を見つめてるのが。
都会にいながら少しだけそんな思いをさせてくれる素敵なおみせです。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時19分

hisamiさん
たぶんゲーム機世代じゃない人からは
最高に愛される店だと思うよ。
懐かしく、そして落ち着くからね。
田舎を感じます。
是非、行きましょう!!

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時21分

椿さん
え!!ブラックジャックの丘に住んでる椿さんでもこの雰囲気OKですか?
いつもの光景じゃ??(笑)
蒔きストーブ、私の家では絶対に無理ですね・・。その代わり床暖房を今年入れました・・。
あ・・秋田に住んで、蒔きストーブの生活をやりたいです。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時24分

あいぽん
ぜひ、アボガド生肝やってみてください。
こんな店はなかなかないですよね。
町屋や長屋が無くなってきてますからね・。
大阪に来たらつれて行ってあげるね。

投稿: 酒恋倭人 | 2011年11月11日 (金) 08時25分

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