亀泉純米原酒でいかなごの甘露煮
大阪湾は堤防からの太刀魚釣りが最盛期を迎えています。
釣り味も、食味も抜群の太刀魚・・・。
夕日が沈むぐらいの時刻から釣りはじめるのですが、
太平洋に沈んで行く夕日と海に浮かぶ電気浮きの
コラボレーションはなかなか素敵です。
釣れなくても、このロケーションを楽しむだけで嬉しくなります。
だから魚釣りが大好きな酒恋さんは例年今の時期は週に2~3回、
太刀魚を狙って大阪湾のさまざまなポイントに出かけていきます。
でも、今年は、まったく時間がなくて行く暇がなし・・・。
あの浮きが消える瞬間が・・あの、豪快な引き味が
あ~、釣りたての太刀魚の刺身が・・塩焼きが・・バター焼きが・・
頭の中を駆け巡ります・・。
今宵は太刀魚でも買って帰って塩焼きで一杯やるか・・
そんな思いでスーパーをうろうろしていると・・・
目に付いたのは太刀魚じゃなくて「いかなご」。
なんのこっちゃ??って思われるかもしれませんが
実は、いかなごは太刀魚釣りの餌なんですよ。
このいかなごを針に付けて海に放り込んでおくと
腹ペコの太刀魚君が食らい着く!って寸法です。
このいかなご、餌屋で購入すると、これがけっこう高い・・
しかも冷凍です。
でも、スーパーなら新鮮ないかなごが半額以下で買えるんですよ。
鹿児島では、いかなごの刺身を酢味噌で食べるのが有名ですよね。
人間が食っても旨いいかなごだから当然、魚にとってもご馳走です。
そんないかなごですから太刀魚が釣れなくても余れば
家に持ち帰り、良い酒の肴になるんですよ~。
ほんとは釣れた太刀魚と一緒に味わえればいいんですけどね。
スーパーには太刀魚も並んでましたが800円と
ワンコインオーバーなんで・・・・・
本日の魚は、太刀魚の餌の高知県産いかなごに決定。
でも、餌と書くとなんとなく食欲も落ちますけどね(笑)
そんないかなごは、いつもなら塩をふりかけ
オーブントースターで2~3分焼くだけなんですが、
今回は、保存もきき、ご飯、おべんとうのおかずにも
利用できるので嫁のオーダーにより甘露煮です。
以前紹介した鮎の甘露煮よりもめちゃくちゃ安くて調理も楽・・・・
それに時間も短縮できてすごく食べやすいです。
いかなごにさっと熱湯をかけて臭みをとり、
それを梅干1個、針しょうが少々と一緒にお鍋に放り込み、
醤油、みりん、砂糖、酒で弱火で2時間ほど落し蓋をして
煮るだけです。
今回の調味料の割合は、いかなご300グラム
醤油50CC、みりん・酒それぞれ70CC 砂糖100gでした。
途中で水分がなくなってくれば、酒か水を入れればOKです。
2時間後・・・・こんな感じの飴色になります。
ご飯が進みそうな甘辛~い香りです。
今宵のポン酒はいかなごが高知産なので、
同じく、高知県 亀泉酒造の 亀泉 純米原酒(火入れ)です。
純米酒部門の人気投票1位に輝いた事もある蔵元さんです。
土佐と言うと「どぐれもん」、「はちきん」「いごっそう」と言う
言葉が想像されますよね。
土地の人は皆、豪快な飲みっぷりで骨太な感じがします。
そんな土佐のポン酒だから太っとい、ごっつ~い味かと思いきや
これが穏やかなフルーツの香りが漂う、端麗な味わいなんです。
辛口と書いてあるほど辛口じゃなくてなんとなく甘くも感じます。
でも純米酒らしく、しっかりしたお米の味わいが口の中を
確実に広がっていきます。
新酒を火入れして秋まで寝かせただけあって、
落ち着いた味わいですね。
ただし、原酒なので18度以上はあり、
飲みすぎると後からがつ~んときますけどね・・
そんな亀泉をちびりちびり飲みながら、いかなごの甘露煮を・・。
ワンパック128円の安~い魚が甘露煮すると
なかなか高級な味わいになります。
普通に2時間も煮魚にすると身崩れがおきてぼろぼろになるのに
甘露煮するとみりんが全身をガラスのようにコートするのか
身崩れがしないのが不思議です。
それでいて骨を意識しなくても頭から尻尾まで全部食べられるのも
嬉しいです。
お菓子の甘いのは苦手ですが・・・・・・・・・
いかなごの身に染みこんだ生姜が効いた甘味は好きですね。
亀泉 純米原酒のぬる燗がしっかりマッチします。
端麗な味わいが、いかなごの甘味を調和してくれる感じです。
旨いです!
ついでに先日大量に作ったにんにく鶏そぼろ味噌も・・。
味噌や醤油で作った肴には純米酒のぬる燗が合いますね~。
そしてゆっくり飲むのがいいですね~。
ゆっくり飲んでる間に弁当のおかずに取り置きしていた分以外は
嫁と娘が平らげてしまいましたけどね・・。
今年は、太刀魚釣りには行けないけど
いかなごは何度か買いに行くことになりそうです。
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コメント
むむむむ。
実は、いかなごは太刀魚釣りの餌なんですよ。
>こ。これは「海老で鯛を釣る」というやつですな。
釣りができてお酒に詳しいってカッコイイですね。まず釣りから覚えようかな?(笑)
投稿: 黒色大聖堂管理人 | 2009年10月30日 (金) 00時09分
イカナゴって、くぎ煮にする
小さいときにしか売ってないと思っていました(^-^;愛論さんの住んでいる場所うらやましいな〜(*^_^*
投稿: ゆりりん | 2009年10月30日 (金) 04時59分
こちらはイカナゴを釘煮にするのが
春の風物詩です
でも~近年量が減って値段も高くなりました
乱獲の末~~ですね・・・
太刀魚~美味しいですよね
天麩羅にしても美味しい☆
ところで~鹿児島で酢味噌につけるのは
イカナゴではなくてキビナゴです(爆)
投稿: hisami | 2009年10月30日 (金) 11時21分
毎度!
いかなごは、最近こちらのスーパーでも出ています。
甘露煮、これも肴になりそう。
こちらで売ってる太刀魚はなぜかいつも小さくてね。大阪で見たのは大きくて肉厚だったのを
憶えています。
だから、ずっと太刀魚を食べてませんね。
投稿: machan | 2009年10月30日 (金) 15時24分
鹿児島の・・・って「きびなごだよな?でも見た目は同じだけど・・・」と思いつつ調べてみると、
別称が「いかなご」なんですね。
鹿児島人は、誰でも手で、きびなごを3枚におろすことができるそうです!
骨まで柔らかいから甘露煮にしたら美味しそうです~♪
投稿: まき子 | 2009年10月30日 (金) 16時51分
おーまた甘露煮!!
美味しそうだ~ (^O^)/
本当に 高級感漂ってます!
このつまみ分しか食べてないって事じゃ~無いですよね!!・・・そうだったら残念・・
女を喜ばす料理なんですね~
毎度上がり!! 笑)
投稿: イノぶた | 2009年10月30日 (金) 17時37分
わぁ、こちらではいかなごはあまり馴染みがないのです・・・
なので、お手製を召し上がることができるなんて♪
と、なおさら羨ましく思ったり。
こんな肴があったら日本酒がより美味しいでしょうね〜
今夜は豚しゃぶで焼酎でも飲もうかな?と思っていましたが
日本酒飲みたくなっちゃいましたよ(笑)。
投稿: しの | 2009年10月30日 (金) 20時00分
黒色大聖堂管理人さん
太刀魚は鯛ほど高級魚じゃありませんけど(笑)
でも、釣りはいいですよ~。
太公望って言うぐらいですからね。
是非、やってくださいよ。
私はゴルフや、いろんな趣味の中で
一番高貴な趣味だと思ってます。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 20時42分
ゆりりん
このいかなごは、実はきびなごです。
ゆりりんの田舎の特産物です。
なぜか、関西ではいかなごもきびなごも
同じ扱いです・・。
痛むのが早いから、どうしても港や交通網の発達したところしか流通しないみたいですね。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 20時45分
hisamiさん
確かにそうなんやけど、大阪のスーパーではきびなごの刺身もいかなごって名前で売れれていますよ。
ニシン科とスズキ科と本来種別も違うのですが、どうも大阪では、一緒に扱われているみたいです。
でも、3月に取れる瀬戸内のいかなごのくぎ煮は旨いね~。
大好きです。毎年、職場の後輩のおかんに作ってもらってます・・、。
でも、年々めちゃくちゃ高くなってるね・・・(涙)
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 20時48分
machan
太刀魚って大阪湾では大きいのが取れるのに三重に行くと形が小さくなるみたいですね。
秋田なんてほとんど太刀魚なんて獲れないらしいですよ。
大阪湾のような汚い海にいる魚だからどこでもいそうなのに・・・。
不思議ですね。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 20時53分
まき子 さん
大阪人には、「きびなご」「いかなご」は同じ扱いみたいですが、実は、まったく別物みたいです。ただし、このブログのいかなごは、鹿児島のきびなごと同じです。本来のいかなごは、カマスの幼魚のようにじゃっかん黄色身かかっています。でも、甘露煮したら味はきっとほとんど変わらないでしょうけどね・・・。
鹿児島の人は、鰯と同じように指で刺身にしてしまうそうですね。
焼いても頭から尻尾まで、骨ごと食べれるよ~。舌に優しい魚です。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 20時58分
イノぶたさん
そうなんです・・・またまた甘露煮・・
甘いのが好きな嫁のリクエストです。
女を喜ばせると言うか・・・鬼婆にゴマする料理です(笑)
とうぜん・・・写真ぶんしか食べてません・・。私は、飲むとほんと食べない人・・と言うか、めちゃくちゃスローなんです。
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 21時01分
しのさん
やはりいかなごはメジャーじゃないみたいですね。
全国には、おいしいのにあまり知られてない食べ物が沢山ありますね。
お手製といわれると恥ずかしいですが、なかなか美味しいですよ。
お重の中に入ってる煮しめのような感じです。
やはり、甘露煮は日本酒が似合いますよね。
豚しゃぶはオールマイティーですよね。
焼酎でも、日本酒でも!
でも、やっぱり私は日本酒かな!
投稿: 酒恋倭人 | 2009年10月30日 (金) 21時10分
堤防からの太刀魚が釣れるんですか?スゴイですね!
イカナゴの甘露煮、美味しそう!
昨晩は焦がし鶏そぼろ味噌を楽しませていただきました。
お酒がすすみすぎたようで、うたた寝・・・
先ほど目が覚めました (´▽`;)ゝアハ
明日は、野菜炒めに使おうかな o(^▽^)o タノシミー
投稿: toto | 2009年11月 1日 (日) 03時12分
おお!
いかなごの甘露煮、美味しそうです~~
甘露煮って、寒い季節のほうが美味しい気がします。
燗酒にはぴったりですよね。
お腹も出さずにまるごと煮てOKなのですね。
日持ちもしそうだし、作ってみたいなぁ~。
・・しかし、うちの近所では見かけません~(><)
いや、もしかして見えてないだけなのかな??
気をつけて見てみます~。
投稿: pelota | 2009年11月 1日 (日) 16時53分
いかなごも太刀魚も食べてない~!
いかなご美味しそう♪
お弁当これとご飯だけでいい!
女子の弁当としてはかなり渋いけども。
そんなの関係ないも~ん。あぁ~お腹すいた~(泣)
投稿: あいぽん | 2009年11月 2日 (月) 18時51分
totoさん
大阪湾では防波堤からの太刀魚つりは秋の名物なんですよ。
防波堤からでも1メートルぐらいのが釣れる時があるから面白いんですよ。
歯が鋭いから糸はワイヤーです。
焼き味噌旨いですよね!!
味噌楽しんでもらってありがたいです。
こちらこそ、いらぬ気を使わせてしまい恐縮です。
また試供品送りつけますからよろしく!(笑)
投稿: | 2009年11月 2日 (月) 23時05分
pelotaさん
内臓ごと食べれますよ。
そのままオープンで塩焼きにしたら、
特に内臓が旨いです。
寒い時期にこそ甘露煮で燗酒ですよね~。
私もそう思います。
たぶん、いかなごはそちらでも手に入ると思います。でも、そろそろ時期は終わりかもしれませんが・・。
変わりにカマスゴなんかを使ってもきっと美味しくできると思いますよ。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
投稿: | 2009年11月 2日 (月) 23時09分
あいぽん
いかなごも太刀魚も関東じゃあまりポピュラーじゃない魚みたいですね。
関東の友人が、大阪に来たら必ず食べる焼き魚が太刀魚だと言ってました。
女性の甘露煮とおにぎりだけの弁当!
私はそんなの見たら、抱きしめたくなります!(笑)こいつ、絶対日本酒好きやわ!!って!!
投稿: | 2009年11月 2日 (月) 23時12分