「肴や 咲楽」でお母ちゃんと語る
行きたい、行きたい・・・と思いながら
なかなかタイミング合わず、行けないお店って
けっこうある・・・・・・・・・・・・・
そんなお店のひとつだった大阪住吉区にある
「肴や 咲楽」(さかなや さくら)。
JR・地下鉄「長居」駅から徒歩すぐにあり
お母さんと息子さんの親子お二人で切り盛りされている
こだわりの焼酎と地酒のお店。
昨年の11月に、某百貨店の九州物産展の焼酎ブースで
お母さんと知り合いになり
「必ず行きますから!」と約束したものの、
不義理してすでに4ヶ月も経過・・・・・・・・・
先日、職場の新年会の後に、急に思い立って
約束を果たすことができました・・・・・・・・・
「肴や 咲楽」
入り口には、こだわりの焼酎の空瓶がずらりと並べられ
宮崎県「黒木本店 中々」の暖簾が圧巻・・・
店内は、テーブル席が2つと10人程度のカウンターというレイアウトで
酒質を落とさないように照明に手作りのカバーが
かけてあり、やや薄暗い感じがするけど
お母さんのトークがそんな暗さを払拭させてくれます。
お母さんと言ううよりも、浪速のおかあちゃんかな?!
カウンターには拘り焼酎が30~40本ほど置かれ
1杯500円前後から飲むことができるから
焼酎好きにはたまらないだろうな~・・
特に、 「中々」、「川越」、の甕壷焼酎は、涎もんです・・・
お手洗いには、「よしだひさのり」さんの
イラストが飾ってあり、実にファンタスティク!!
夢のような用をたすことができます!?
よしだひさのりさんと言えば、NHKのみんなの歌の
イラストを描いている方だそうで息子さんの友人です。
もじもじとカウンターに腰を降ろし、
お母ちゃんに不義理をお詫びして
とりあえずポン酒が飲みたいと言うと、
「よく来てくれたね~!!これ飲み~ぃ」と
大き目のお猪口に冷酒(銘柄忘れてしまいました・・)のサービス。
これでもつまんでおいて・・・とカウンターの上に
出されたのは、シャケの飯寿司。
ハタハタ寿司と同じ秋田の飯寿司で、当然ポン酒にもぴったりな肴。
そんな気遣いがめちゃめちゃ嬉しい!!
サービスのポン酒がなくなったところで、
「王禄 無濾過」を注文・・・。
冷でちびちびやりながらお話好きなお母ちゃんと、
四方山トークで盛り上がる。
実に気さくで、飾りっけのない方で、話をしていると
飲むのも、肴を頼むのも忘れそうになるくらい・・・・
でも、ちゃんと絶妙のタイミングで、
次のあても用意してくれる心配りが嬉しい・・
「サーモンのハラス」?!だったかな・・・
息子さんのお勧めの一品。
お話上手のお母ちゃんとは対照的に、寡黙な息子さんで
お母ちゃんとトークで盛り上がってりる間に、
調理場で旨い料理を作ってくれている。
「シャケの飯寿司」「ハラス」がなくなるころに
息子さんの自信作の「塩ちゃんこ」が登場。
この「塩ちゃんこ」、 さすがに自信作と言うだけあって
度絶!!。
あっさりしてるのに、コクがあって、
旨みが凝縮した絶妙のスープがたまりません!
「雪の松島」との相性も抜群で、きりりとしまった辛口が
お鍋の具材と絶妙にマッチング!!
焼酎との相性もばっちりだと言うことなので
まだ封が切られていない「川越」の甕壷を
開封してもらいお湯割でいただく。
ポン酒とは違った、すっきりした舌触りで、
ほどよい芋のかおりが心地よい。
焼酎もいろんな種類を飲んできましたが、
この「川越」の甕壷は、久しぶりにヒットです・・・
瓶の「川越」はもうひとつインパクトの無い焼酎だな~
と思っていましたが甕壷で貯蔵することで、
非常に風味が増し、味がまろやかになるみたいで
この鍋があればいくらでも飲めそうです。
最後に入れてくれる麺が、またスープに絡んでうまいのなんの!
実に旨い鍋でした。
塩ちゃんこをつつきながら、 「雪の松島」「川越」で極楽気分。
その間もお母ちゃんとの会話が途絶えることはありません・・・
話題が豊富で、実に楽しいトークです。
その証拠と申しましょうか・・・開店して約10年・・・
そのお母ちゃんのお人柄に惚れて集まったお客さんどうしで
すでに4組ものカップルが誕生し結婚したとか・・・・
お母ちゃんには、縁結びの力が備わっているようで
お店に訪れた方ならきっと、なるほどな!ってわかると思います。
「肴や 咲楽」は、人生も楽しく花咲かしてくれる
そんな素敵なお店ですね!!
ポちっと お願い!!
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コメント
お店の外やショーウインドウに酒瓶飾ってるお店って
酒にこだわってます♪
って感じでとても惹かれますよねぇ~(^^)v
凄く感じの良いお店みたい☆
酒恋倭人さんが紹介するお店ぜぇ~~んぶ
行って見たいと思います☆
是非ご一緒できる機会作りたいなぁ~♪
ジックリ色んな話しながら
楽しく呑めそうな気がするの♪
投稿: hisami | 2008年2月 4日 (月) 18時55分
お母ちゃん(*^.^*)いいね〜甘えてみたいなぁ〜。甘えるの下手な私です^_^;イラスト原画なのかな?(*^_^*)イラストとか絵が好きだから見てみたいなぁ〜真ん中のが好きだわ〜
投稿: ゆりりん | 2008年2月 5日 (火) 12時42分
何を隠そう人見知りな私は何回か会わないとうち解けられない性質なので、誰とでもすぐうち解けられる酒恋倭人さんが非常にうらやましいです。
それにしてもホンマ良いお店と出会えるなあと思っています。
良い日本酒の出会いは大事ですが、その前に良いお店と出会える方が大事ですものね♪
このお店鮭の料理が多いですね。
どれも美味しそうです♪
塩ちゃんこは初めて聞きました。
これもめちゃめちゃ美味しそう。
鍋の最後に入れる麺って、たまらなく美味しいですよね♪♪
投稿: マーキー | 2008年2月 9日 (土) 04時00分
hisamiさん
そうですよね!!
初めて入店するお店って、どうしても入り口
付近の雰囲気を見てしまいます。
よい空瓶が置かれているとなんとなく安心します。
たまに、飾りだけで実際はそのお酒がなくてがっかりすることもありますが・・・。
今、東京でオフ会やってるんですね。
次回は、大阪で一緒に飲みましょうね!
いつか、リアルで飲めることを楽しみにしています!
ゆりりん
毎度!
たぶん原画だよ。トイレの中が画廊になっていますよ。
洋式なんで、座ってしまうと出るのが嫌になるかも・。
かわいい、ほのぼのしたイラストです。
甘えるの下手な人は、甘えさすのがうまい人ともいえるんじゃないかな?
マーキーさん
確かに、いいお酒にめぐり合うためには、まず良い店に出会う必要がありますね。
自分もそう思います。
私も初めて行くお店は、やはり緊張もするし
なかなかお店の人と話もしずらいです・・。嫌な思いをし、もう二度といくもんか!という経験もしましたよ。
ここのお店は、お母ちゃんのキャラが、そんな不安を打ち消してくれるので最高です。
塩ちゃんこ食べに、またご一緒しましょう!
投稿: 酒恋倭人 | 2008年2月 9日 (土) 06時47分