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土佐 しらぎく 吟醸秋あがり 山田錦

いよいよ「冷おろし」「秋あがり」の季節です。

よくお邪魔する、地酒専門店さんには、こだわりの地酒達が、

ひと夏を越して、大人に成長して店頭に並び始めました・・。

「ひやおろし」とは、寒造りの新酒が樽詰の際に火入れをせず、

生(ひや)のまま詰められ、若酒特有の酸味や香り、味わいが

貯蔵、熟成されることにより、角がとれまろやかになり

香味が整った、言わば成長した日本酒のことを

昔からそう呼んでいたそうで、そこから由来しているそうです。

夏場の熟成を経て、秋口に入り生詰め(おろす)されるお酒のことを

指し、秋あがりともいいます。

小林さんとこにも、続々入荷しています・・・・。

「花垣」「黒田城大手門」「土佐しらぎく」・・・・・・

毎日、いろんな蔵の箱入り娘たちが、続々と嫁に出されてきます。

さて、今年はどれから飲もうかと、思案しつつ・・・・・・・・・

「土佐 しらぎく 吟醸秋あがり 山田錦」に・・・

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赤いラベルが、情熱的・・・・・・・・・・

なんとなく、着物を連想させる・・・・・・・

「大人になった私を飲んで~!!」と、どこからともなく

色気のある声が聞こえてきた気がして・・・・

思わず、鼻の下とリーチインに手が伸びて・・・。

さて、可愛い可愛い、仙頭さんの娘さんにふさわしいパートナー・・

あては、昨日、鹿児島から届いた「地鶏のたたき」。

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吟醸なんで、少しさっぱりした魚のほうが

ふさわしいのかもしれませんが、

この仙頭酒造さんの酒は、どちらかという個性的な味わい。

今年の新酒で味わった、どっしりとした旨みと、

しっかりした香味と酸味がいまでも、鼻腔と食道に残っています。

ポン酒のパートナーを決める時には、

まず、そのポン酒が産まれ育った土地の風景や特産物を

思い浮かべるのが一番・・。

この酒が、醸される地域と言えば「かつお」のたたきが有名。

土佐の沖で水揚げされた、脂が乗った新鮮な「かつお」を藁で燻す。

じんわりと魚の脂がにじみ出て燻された藁の香りと、混ざり合う。

それを冷水でしめて、ねぎと塩をぶっかけ、土佐の塩たたきが完成する。

土佐の「どぐれもん」「はちきん」が、

これをあてに、豪快に「しらぎく」かっ食らう!

こんな光景が、目に浮かびます・・・・・・・・・・、

以前、土佐で食べたかつおの塩たたき・・・・・・・・・

わが町のスーパーで売ってる「かつおのたたき」とはまったく異なり、

めちゃめちゃ旨い!

甘みもあり、脂がのり、濃厚でしっかりした味・・・・・・

さすがに、そんな旨いかつおは手に入りません・・・。

ここで、抜擢されたのが・・・・・・・・・・鹿児島地鶏のたたき!!

魚類と鳥類との違いはあるにせよ、

なんとなく食感も、味わいも似ています。

しっかり焼き目をつけられた表面からは、香ばしさがただよい

口に入れるとなんとも言えない弾力と甘みが広がります・・・・・

肉は、しっかりした歯ごたえで、ひと噛みごとに

旨みがじゅわ~っと、・・・・・たまりませんね・・・・

ポン酢に酢橘を搾り、ねぎを沢山乗せて食べれば

かつおのたたきに負けないくらい、

しらぎくにぴったりの「パートナー」です!

さて、その「しらぎく 吟醸秋あがり」

お猪口に入れてまず、一口・・・・・・・・

喉に落とさず、舌の上で戯れてもらいます・・・

春先は、この後、力強い香りが鼻を抜けて行ったのですが

ひと夏を越して、大人になった優しい香りが、

抜けていくと言うよりも広がっていく感じ・・・

そしてなんとなく、甘みを感じます・・・・・

酸味は、まろやかになっていますが喉を通過するときには、

きゅーっとしっかり感じることができます。

脂の乗った「土佐のかつおのたたき」には、この酸味がぴったり!

とうぜん、今回の「薩摩地鶏のたたき」とも相性抜群です!

坂本竜馬が西郷さんと仲良し?になれたのも

わかるような気がします・・・・・・・・・。

「土佐 しらぎく 吟醸秋あがり 山田錦」は

明治維新!ならぬ、

日本酒の維新!!

新しい、ポン酒の世界を切り開く、

リーダー的な存在かもしれません!

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コメント

おお!
鹿児島の鳥のタタキは僕も食べますよ~!

でもその時は焼酎を合わせることが多いです。
日本酒も合いますよね。
無濾過生原酒ぐらいの方が味わい負けないかな??

投稿: のむりん | 2007年9月10日 (月) 23時56分

のむりんさん
私も、普段は焼酎で合わせるんですが
日本酒との相性も試してみたかったんですよ。
肉系の割には、あっさりしてるのと、酸がけっこう強いので、後口もさっぱりしてよかったですよ。確かに、無濾過の方があうかもしれませんね。

投稿: 酒恋倭人 | 2007年9月11日 (火) 06時59分

本当に南と北では食文化の違いに驚かされます!
鳥のたたき・・・はじめてみた(^-^;)

投稿: 醸し屋 カズマ | 2007年9月11日 (火) 12時55分

地鶏のたたきは
懐かしい味♪ヨダレ出そうよ(*^-^*)
若いお酒好きですよヽ(≧▽≦)/
私は古酒ですが^_^;

投稿: ゆりりん | 2007年9月11日 (火) 17時16分

さつま地鶏旨そうですねえ♪

そういえば嫁さんの実家が鹿児島で、たまに向こうに行くと、地鶏は普通に出てきますね。

もっともいつも食卓に出て来るというのではなくて、お客さんが来たときに買ってくるようですが。

鹿児島に行くと焼酎はやっぱりうまいです。

でも奈良に帰ってくると日本酒が飲みたい自分がいますね。

投稿: マーキー | 2007年9月13日 (木) 00時10分

醸し屋 カズマさん
え、北海道には鳥刺しってないんですか!?
私も、びっくりです!!
丹頂鶴の刺身なんて旨そう!(嘘)
でも、よく考えたら、冬の寒い北海道では
養鶏なんてできないのかもしれませんね。
いつか、鹿児島に行った時に食べてみてください!
めちゃ、うまいですよ!

ゆりりん
古酒ですか!?
古酒は、古酒で、味わいがあるものですね!
いつか、味あわせてもらいますわ!

マーキーさん
マーキーさんの奥さんは、鹿児島出身なんですか!?
うらやましいです!
鹿児島には、地鶏の他にも、きびなごや
さつま揚げ、さば、芋焼酎!
旨そうな物がごろごろしていますもん!

鹿児島の芋、奈良の酒!
どちらも最高ですね!

投稿: 酒恋倭人 | 2007年9月13日 (木) 07時30分

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